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会いたい第17話<復讐の化身>のあらすじと感想

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会いたい第17話 前回までのあらすじ

ヒョンジュンに「脚を傷つけた犯人を知ってるんでしょ?」と聞くスヨンに、知らないと答え母を殺し自分の脚を傷つけた奴を見つけたら、同じ目に遭わすと言います。

ジョンウは、14年前の真実を突き止めキム刑事を殺した犯人を捕まえるため、実家に帰り何かないかと家の中や父テギョンの書斎を捜しました。

診療所に14年前の事を調べに来た人がいることが分かり、調べるとキム刑事が慕っていて、ジョンウも会った事のある元刑事のチェ班長でした。

チェ班長は、スヨンとキム刑事の事件後もずっと調べており、ジョンウの事もずっと見守っていました。

チェ班長が、集めた資料の中からスヨンを連れ去ったのがミシェル・キムという事と、ハリーが14年前に火事の中から助けたヒョンジュンという事を知ります。

ヒョンジュンは、テギョンの家を訪ね母ヒョンジュと再会しますが、ヒョンジュンが自分に気づかない姿にショックを受けとり乱し、スヨンを連れて車で飛び出し路肩に停めます。

そこへジョンウが来てドアを開けると怒るヒョンジュンに「短気なのは14年前と変わらないな。久しぶり、おチビちゃん。」と言いました。

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会いたい第17話<復讐の化身>のあらすじ

チェ班長の所で、沢山の書類の中からミシェル・キムの写真を見つけ「スヨンを連れて行った人?事故の時から?」とジョンウが聞きました。
 

とり乱し泣くヒョンジュンに「ハリー」と呼ぶスヨンに、「ジュンだ!僕はジュンだ!カン・ヒョンジュン!」と怒鳴ります。
 

ミシェル・キムの写真には、もう1枚ありめくると14年前に火事の中から助けた子供カン・ヒョンジュンでした。

ジョンウは、火事で病院へ連れて行った際に、脚の傷はひどく切断の可能性もあると言われた事、ハリーと初めて会った時に杖をついて車から降りた時の事を思い出します。
 

チェ班長の所を出たジョンウは、チュ刑事に車の追跡を頼みました。
 

「母さんを見たろ?僕が分からないんだ。ハン・テジュンのせいだった。復讐してやる。」というヒョンジュンに「帰ろう。」とスヨンが言いました。

スヨンの様子で「君は知ってた?」とヒョンジュンが聞きます。

「そうよ。知ってたわ。その脚を傷つけ、私を死人に仕立てたのもハン・テジュンよ。あなたも知ってたでしょう?」と聞くスヨンに「知らなかった。」とヒョンジュン。

「違う。知ってた。」というスヨンに、「イ・スヨン!何を言うんだ!」と怒鳴るヒョンジュンに「知ってた。何がしたいの?」と言い合いが始まります。

ヒョンジュンは「ハン・ジョンウを殺すか心配か?」と言っている所に、「ここで何してる?」とジョンウが運転席を開けました。

「閉めろ!」と怒鳴るヒョンジュンに、「短気なのは14年前と変わらないな。」とジョウンが言うとスヨンとヒョンジュンは驚き2人はジョンウを見ました。

「久しぶり。おチビちゃん。」とヒョンジュに、「俺だけのけ者か?」とスヨンに言います。

「ハリー、何でも3人でやるなら仲間に入れろ。スヨンは俺の車で行く。来い」とジョンウが言うとスヨンが車を降りました。

スヨンは「ごめん。言えなかったの。」と言うと「いいよ。理由があったんだろ。」とヒョンジュンを見ながらジョンウが言います。

「その理由が聞きたい。寒いから車へ」と言うジョンウに、「待って」とスヨンが言います。

「行こう。俺は今必死にこらえてるんだ。と言うジョンウに、「彼と話してもケンカになるだけよ。私から話すわ。お願い..」とスヨンが言いました。

ジョンウは、スヨンに「ハリー・ボリソン、おチビちゃん、本名は?」と聞きました。
 

ジョンウは、車に戻ると「ハリー・ボリソン、本名カン・ヒョンジュンだ。身元が分かる資料をフランスに請求しろ。」とチュ刑事に連絡します。

「何人調べろって?カン・ヒョンジュン、ユン・ヨンジェ、ユン室長の名前はヨンジェだ。」とチュ刑事が言いました。

ジョンウは「ついでにもう1人。ムン・へジュン、父が持ってたハリーの資料は偽造されてる。児童養護施設の住所や生年月日をメールで送る」と言いました。
 

「突き止めたか。なかなかやるな。と言うヒョンジュンに、「ジョンウの家に行ってお母さんを連れて来ましょ。」とスヨンが言いました。

「僕だと分からない母親なんていらない。」と言うヒョンジュンに、「ジョンウが助けてくれるわ。」とスヨンが言いますが、「ハン・テジュンの息子が?」と言うヒョンジュン。

「ジョンウは、14年前の事件を解決するつもりよ。あなた達母子とテジュンの関係を明かせば、テジュンに代償を払わせられる。」とスヨンが言います。

「代償?奴は母を病気にして僕の脚を傷つけた男だぞ。君がジョンウを許しても僕は許さない。」と言われ、「だけどジョンウも被害者よ。彼に罪はないわ。」とスヨンが言いました。

ヒョンジュンは「罪ならあるさ。僕から君を奪った。僕には君だけだ。僕だけで十分だと先に言ったのは君だ。僕がいれば十分だと言ったよな?」と言います。

それを聞いたスヨンは「何もかも覚えていたのね..。14年前の事は、忘れたと..混乱してたから覚えてないじゃ?知ってたのね?」と言うと「君のためだと」ヒョンジュン。

「私のため?母さんとジョンウが捜してる事も知ってた!でも黙ってたのは私のため?」と言うスヨンに「君を守るためだ」とヒョンジュンが言います。

「ハン・テジュンは自分の罪を隠すために君を殺すつもりだ。」と言われたスヨンは、「そんな奴になぜ会わせたの?ウソばかりね。もう聞きたくない」と車を降りようとします。

スヨンの手をつかみ「変になりそうだ!」とヒョンジュンが怒鳴ります。

離してと手を振り払おうとするスヨンの様子を見たジョンウが、車に駆け寄り何度もスヨンの名前を呼び「ドアを開けろ!」と窓を叩き続けます。

手を払いのけようとしたスヨンに、「サンドゥクを殺した!」とヒョンジュンが言いました。

スヨンは驚きヒョンジュンを見ると「君が望んでた。消したがってたろ?」とヒョンジュンは言うと「ウソつき」とスヨンが言います。

「君が望むなら何でもできる。いつもそうしてきたろ。」とヒョンジュンは言いました。

「ダメよ..やめてジュン。止めるのよ..ウソと言って」とスヨンは泣きながら言います。

ジョンウは、運転席側に回りドアを開けるように叩いていると「行け。あいつに僕を捕まろと..どうせ僕は君がいなきゃ死ぬ」と言いドアの鍵を開けました。

ジョンウが、ヒョンジュンに「出ろ!」と言うと、スヨンが「ウソよ..あなたの言う事は信じない..ジョンウ家に帰りたい..」と車を降りました。

スヨンの後を追ったジョンウの前で、スヨンは倒れジョンウの腕の中で意識を失い、その横をヒョンジュの車は行ってしまいました。

ジョンウは「スヨン..スヨン!待ってろ、俺が何もかも解き明かす。」と言いました。
 

ミョンヒは、食事の用意をしウンジュに食べるように言いますが食欲がないと言われます。

無理に食べるミョンヒを止めるウンジュ「なくても食べるんだよ。満腹になれば何も考えずに眠れるもの。私みたいな女にはそれも高望みね」と言います。

「皆、散々な人生だ。あんたやジョンウ、スヨンの事を考えると言葉も出ないよ。」と話している所に、ジョンウとスヨンが帰って来ました。

駆け寄るミョンヒに「スヨンは具合が悪いんだ。」とジョンウから聞き「病気?どこが悪いの?あんたは、大丈夫なんだろうね。」とスヨンとジョンウをミョンヒが心配しました。

スヨンは「ウンジュ..」と声をかけると、「どなた?」と答えるウンジュをジョンウとミョンヒは見つめます。

「人違いだとあくまで言い張ればいいのに。」と言うウンジュに、「ごめんね..どうしても家に帰りたくて..先に犯人を捕まえたかったのに..」とスヨンが言いました。
 

それを聞いたウンジュは「あのね、イカれたウサギでさえ捕まえられないのよ。部屋で横になって。子供の頃からひ弱よね。とにかくあんたが戻ったから、父さんも安心する。」と言います。

部屋へ行こうとするウンジュに「許してくれてありがとう..」と言うスヨンに、「それよりお酒飲める?」とウンジュが聞きました。

「うん。焼酎やりきれない時に飲むと甘いの」と答えるスヨンに、「イケる口ね。入りなよトンマ。」とウンジュは言い部屋に入って行きました。
 

スヨンが「なぜ帰ったか聞かないの?」と聞くと、「帰ってきたならそれだけで十分だよ。」と言うと泣き崩れ、スヨンと抱き合い「本当によく帰って来たね」と言いました。
 

ウンジュは、部屋で会話を聞きキム刑事と母との家族写真を見ながら「おい!キム刑事、父さん」と涙しました。
 

ミョンヒは「泊まっていくだろ?」とジョンウに聞くと、「今日は無理だ。スヨンの顔だけ見て帰る」と言います。

部屋へ行こうとするジョンウに「ジョンウ、今日何してた?会いたかったよ。」と言うミョンヒをジョンウは抱きしめました。

「ハニーの事を考えてた。気を抜くな。もう1人彼女が出来た。若くて美人だ。」と言うジョンウに、「ここの事は心配しないで元気でね。」とミョンヒが言います。

「スヨンが戻ったからお払い箱か?」と言うジョンウに、「あんたが誰よりも好き。」とミョンヒが言いました。

「ライバルが現れたから積極的だね。」とミョンヒを抱きしめていると、部屋からスヨンが出てきて「あっ..バレタた。よし!」とスヨンとミョンヒをジョンウは抱きしめました。

「ハン・ジョンウは、ついに二股をかけるのか?」と言い、抱きしめました。
 

ヒョンジュンは、部屋に飾ってあったスヨンと自分の写真を杖で叩き割り、隠し部屋へ入ると母の写真も叩きつけ「母さんがブチ壊した」と泣き叫びます。

「カン・サンドゥクを殺したと打ち明けたのに、ジョイが帰るなんてどうして」と泣き叫ぶヒョンジュンに、「連れてきます。落ち着いて」とユン室長(本当のハリー)が見つめます。

「殺したなんてなぜ言ったんだろ。もう戻らない。お前も帰れ!」と言うヒョンジュンに、「帰ったら私も1人です。」と言いますが、「帰れ!」とヒョンジュンは怒鳴りました。

ヒョンジュンは、座り込み「ジョイ..ジョイ..」と泣き崩れました。
 

スヨンは、布団に横になりながら「ハリーの時間はいつ流れ始める?私は15歳の自分から少しずつ成長してるみたい。」とジョンウに話します。

眠れないと言うスヨンに、「寝かしつけてから行こう。」とジョンウが言います。

「ハリーが例の子だと知って驚いたでしょ?」と聞くと「どうりで気になったわけだ。15歳の時、君があの子を気にかけてるみたいで少し妬いてた。」と言い添い寝をします。

「どうやって再開した?」とジョンウが聞くと「よく思い出せないの。夢中で倉庫を飛び出して、車にはねられたみたい。気がついたらジュンがいたの。」

「女性に怒鳴られたけど、ジュンがかばってくれた。断片的にしか覚えてないの。」とスヨンが答えます。

「フランスに言った時、言葉が通じなかった。私たちはお互いを支え合うしかなかったの。」

「ハリーは早く大人になりたがってた。ハリーに置き去りにされるんじゃないかと不安だった。一緒にいた叔母さんは、ハリーがいない時は邪険にされてた。」とスヨンが言います。

「大変だったな。俺のせいで..」と言うジョンウに、「そうじゃないわ。今は分かる。あの時は、私達3人ともそうするしかなかったと思う事にしたの。」とスヨンが言いました。

「たとえ死んでも、二度と1人で逃げない」と言うジョンウに、「死ぬのもダメ。二度とね。」とスヨンは言います。

「二度と君を置いて逃げない。死にもしない。」と言うと「私がどこへ行こうと、何をしようと捜しだしてくれると信じてる」とスヨン。

「行くってどこに?」と起き上がり聞くジョンウに、「どこであろうと見つけてくれるでしょ?」と言い「家はいいわね。9×9は81」とスヨンが言いました。

「覚えてたのか?9×8は72」と言うと「遅すぎるわ。9×7は63、9×6は54」とスヨン。

手を握りジョンウは「よし、付き合うよ。9×4は36」とスヨンと交替に99を言い合って、2人は笑い合いました。
 

ヒョンジュンは、1人ベッドで横になりながらスヨンを思い眠ります。
 

ジョンウが眠る横で、スヨンは15歳の時に書いたノートに新たに書き込みジョンウが指紋を調べた後を見ながら「根っからの刑事なのに辞めるなんて」とつぶやきました。

ジョンウの寝顔を見つめ“イ・スヨンを殺した、人殺しの息子ハン・ジョンウ。”と心で言いキスをして顔をあげようとすると、ジョンウがキスをしてきました。

目が覚めたジョンウはスヨンと目が合い、2人は慌てて離れ布団に寝ました。

近づいてきてキスをしようとするジョンウでしたが、「ここは暖かかい..すまなかったスヨン」と反対を向きつぶやく姿を見たスヨンが「イヤだ」と背中を叩き言います。

それを聞いたジョンウは起き上がり、床を叩きながら「イヤなら死ぬまでこのまま?そんなのあんまりだ。絶対死ぬなよ。君は俺と..」と言い驚き見るスヨンと目が合います。

ジョンウは布団に戻ると恥ずかしそうに「ヤバいよ..本当に」と言い、スヨンは「ありがとう。ジョンウ」と背中を触りました。

ジョンウは「触るな。離れろ。」と言い、布団をかぶりながら「9×9は88.. 8×9は81..9×8は72..9×7は63..」と99を数えました。
 

その様子を見ていたミョンヒは、「バカな子だね。なんて優しい子。そんなにスヨン大切?」とつぶやきました。
 

テギョンの所に、”神はお前を救えない。待ってろ。“というカードとチューブで作った自転車、ヒョンジュンの子供の時の写真が送られて来ていました。
 

ヒョンジュの部屋では、ミランがハリーと交わした借用書を見ながらとり乱したハリーを思い出し、カン・ヒョンジュンだと気付き、ジョイがスヨンだという事にも気付きました。

テギョンが部屋に入って来ると、母親が行方をくらませたら焦って金を出すだろからそれまでアルムとヒョンジュの3人で日本に行くようミランに言います。

「目を離すな。金を手に入れたら又監禁する。」と言っているのを帰って来たジョンウが聞きます。
 

ジョンウは、ヒョンジュの指紋を摂り「家族がいたら見つけます。」と寝ているヒョンジュンに言いました。
 

ヒョンジュンは「1番好きな曲なの。両手で弾けるようになったら聞かせて」とスヨンに言われた言葉を思い出し”魔法の城“をピアノで弾いていました。
 

スヨンンは、寝ているミョンヒの手を握り「靴も渡せなかったわね。母さん、今度はすぐ帰るから」と言いました。
 

ジョンウは、班長とチュ刑事に会うと指紋を渡しハリーの身元を聞きました。

「彼の本名はムン・へジュンでした。5歳の時にフランスで養子に。」とチュ刑事から聞き、「カン・ヒョンジュンは彼になりすましてた。」とジョンウが言いました。

「カン・ヒョンジュンとは?」と班長に聞かれ、ジョンウは「14年前にミシェルと一緒にスヨンを連れ去った男です。」と答えました。

「ユン室長も住民番号や学歴を全部偽造してたぞ」と班長から聞き、今は捕まえず裏をもっととるために泳がしておこうとジョンウが言いました。
 

スヨンは、カフェで話しているジョンウの姿の写真を撮り「ジョンウ、すぐ帰るからね。会いたくなりそう。」と言いました。
 

スヨンは、ヒョンジュンの家に戻ると2人の写真が割れて落ちていました。

写真を飾ってあった後にボタンがあるのを見つけ押すと、ドアが開き部屋に入るとスヨンの事件の新聞やジョンウの家族写真、母親の写真や鍵の入っていた入れ物を見つけます。

足音が聞こえると扉が閉まり「ハリー」と呼ぶと、訪ねて来たミランとヒョンジュンの様子がモニターに映し出されました。
 

ミランに「スヨンはジョンウに会いに?2人に腹が立つ?」と聞かれため息をつきます。

「カン・ヒョンジュン。昔あった事があるわ。脚の事は知らなかった。夫が子供にまでそんなことを...」とミランに言われ「用件は?」とヒョンジュンは聞きます。

「夫がお母さんを日本に送れと言ってるの。私が知った以上そんなことはさせない」と言うミランに「ご主人に従わなくていいんですか?」とヒョンジュンが聞きます。

「夫はもうダメ。あなたが現れて崖っぷち。いずれ別れるつもりだった。夫があなたが人を殺したと言うけど、違うでしょ?」とミランが聞きます。

「不自由な脚で人を殺せるとでも?金は全部やるから、母さんを連れてこい」とヒョンジュンは言いました。

「イ・スヨンは、あなたのお母さんが黒幕だと知っているの?」とミランに言われ、「それだけは言うな。」とカメラに向かってヒョンジュンは言いました。

「叔母が好きだったワインでも飲みます?叔母がこれを良く飲んで泳いでた。」とミランを誘います。

ミランは「彼女はどこ?」と聞くと、ヒョンジュンは何も言わず乾杯しカメラを見つめ、それを見ていたスヨンは「ハリー...ダメ、やめて!」と言います。

「チョン看護士はどこ?」と聞くミランに、「スヨンに母の話をしそうだったから、旅行に行かせた。すぐに会える」と答え、ワインをまた注ぎ飲ませました。
 

その様子を見ていたスヨンは座り込み、モニターを見つめます。
 

ユン室長に、ハリーとの待ち合わせとテギョンが連れてこられた場所にはハリーはおらず、ユン室長から電話を渡され「カン・ヒョンジュン」とテギョンが電話に出ます。

「復讐の化身は脚を引きずってくるらしい。罪を犯したら後で必ず報いがあるんだ」とヒョンジュンに言われます。

後をつけてきたジョンウが様子を伺っていると、テギョンの後ろから棒で殴りかかろうとするユン室長を見て慌てて部屋に入りますが、テギョンは殴られ倒れてしまいました。

「逃げたら承知しない」と殴りかかるジョンウに、何も抵抗せず殴られるユン室長はジョンウに微笑み、ジョンウは殴るのをやめます。
 

警察署には、チュ刑事から呼ばれチェ班長が「なんだ?」と訪ねて来ました。

チュ刑事は「殺人犯は捕まえたけど、ジョンウは別人だと..これを見ました。殺人のプロファイルですね。来て」と言い、チェ班長を取調室が見れる部屋へ連れて来ます。

ユン室長は、「ハン・ジョンウは?次は奴の番だ」と言い、それを聞いた班長は「どういう意味だ?」と聞きます。

「正直に言え。サンチョルを殺しただろ?サンドゥクやナムも?」と聞くと、「はい。」とユン室長は答え「どうして?」と班長が聞きます。

「イ・スヨンに命じられました。」と答え、班長は「ウソじゃないのか?」と聞きますが、「もらった金の内訳と指示された時の録音記録は車にあります。」と答えます。

それを聞いたチェ班長から「スヨンはどこだ」と聞かれ、ジョンウがスヨンに電話をしますが繋がりません。

「スヨンが家にいるか調べて携帯で位置を追跡しろ」とチュ刑事にジョンウが言いました。

「自分を苦しめた人間を全員殺してくれと。カン・サンドゥク、サンチョル、ナム・ウイジュン、ハン・テジュン。それからハン・ジョンウ。」とユン室長が言います。

「スヨンを捜そう」とジョンウが出て行こうとすると、スヨンから電話が入り証拠になるから録音する様にチェ班長から言われます。

ジョンウが電話に出ると「ハン・ジョンウ。知らんぷりされたら諦めたらいいのに、やっと克服したのに。あの事件を覚えてる人間は皆死ねばいい。」と電話が切れます。
 

ヒョンジュンが、今まで録画していた声をつなげ作ったものでした。
 

「スヨンが危ない」と出て行くジョンウを、「次はお前の番だぞ。」とチュ刑事が止めますが「スヨンじゃない。」とジョンウが訴えます。

「目を覚ませ。彼女の仕業だ。」と言うチュ刑事に、「正気か?スヨンは罠にかけられたんだ!」ジョンウが言いますが「それを明らかにしろ」と言います。

チュ刑事から拳銃を取ったジョンウは「無実だ。もうスヨンを苦しめさせない。」と言い署を飛び出します。

スヨンは隠し部屋に座り込み”ジョンウ、ハリーから貰ってばかりだったの。食べる物に着るもの。学校に通えて住むところもあった。全ては無理でも愛情の借りは返したい“

“約束するわ。早く帰って来る。人殺しの娘イ・スヨンに友達になろうと言ってくれたよね。私もあなたが誰の息子でも構わない”

”ハン・ジョンウ、私と愛し合いましょ。また会えたらもう別れずに愛し合おうね“とジョンウが眠った横で書いた言葉を思い出し涙しました。
 

扉が突然開き、おそるおそる1階に行くとミランが倒れていました。

「目を開けて..しっかりして」と近づき声をかけ体をゆすり自分の手を見ると血だらけになっていました。

驚きソファニー置いてあったカバンの中から、携帯を取り電話をかけようとすると、魔法の城の曲が流れ驚き携帯を落とします。

パソコンを開くと、ヒョンジュンがピアノで”魔法の城“を弾いてる姿が映し出されます。

「イ・スヨン。君はもう人殺しの娘じゃない。人殺しだ。逃げ道はない。警察は、君が殺したと信じてる。悔しくても耐えろ。ただの1度も僕を愛さなかった罰だ」とヒョンジュが言いました。
 

エレベーターの中で座り込んでいると、ジョンウから電話がかかって来ます。

「ジョンウ、私じゃない」と泣きながら言うスヨンに、「分かってるから居場所を」とジョンウが聞きます。

「ハリーの家よ。どうしよう..人が死んでる..」と泣きながら言うスヨンに「今誰と?ハリーはどこに?」とジョンウが言います。

「知らない。いなくなったわ。ジョンウ..ハリーが人を殺したの..信じられないわ。嘘だと思ってた」と泣きながら言うスヨンに、家を出るようにジョンウが言いました。

ハリーの家に着いたジョンウは「スヨン」と叫び、出てきたスヨンに「大丈夫だ」と抱きしめました。

そこへパトカーのサイレンの音がして、チュ刑事を始め刑事達が駆けつけます。

ジョンウは、「ごめん..」と言い拳銃を向けると、チュ刑事は「何のマネだ。銃を降ろせ」と言いますが、「このまま行かせてくれ」とジョンウは言いました。

「イ・スヨンは容疑者だ」と言うチュ刑事に、泣きながら「なぜ分からない?スヨンを連れて行くなら証拠を持ってこい」とジョンウは警察手帳を投げました。

「スヨンの声は偽造だ」と訴えるジョンウに、チュ刑事は「分かったから署で調べようと」言います。

ジョンウは「それが犯人の狙いだ。ヒョンジュンの話はウソだ。スヨンは行かせない」とチュ刑事に言いました。

スヨンの手を握り「イ・スヨン今度こそ手を離すな」と言い、拳銃を向け刑事達の横を通りスヨンと走り出しました。

会いたい第17話<復讐の化身>を見た感想

今回は、ヒョンジュンがついていたウソがスヨンにバレたり、ミランの事件が新たに起こり、スヨンが犯人にされるなど凝縮した内容でした。

ヒョンジュンは自分がついた嘘を正当化しようとしますが、スヨンが返す言葉が正論で聞いていてスッキリしました。

子供の時もいい性格で好きでしたが、家に帰った時のウンジュの言い方は、雑ですがいい人だという事が良く分かるシーンでした。

ジョンウが、ミョンヒと抱き合う所とスヨンが出てきて2人を抱きしめる所や2人で九九を言う場面は、今回の話の中で実際に見て頂きたいシーンです。

今回の話は、胸が締め付けられるような話の内容の中でスヨン・ジョンウ・ミョンヒ・ウンジュの家族のシーンは、ホッと出来る癒される場面でした。

次回は、犯人にされてしまったスヨンが本当にこのまま犯人になってしまうのか?ジョンウはどう解決するのか?ヒョンジュンのしたことは明らかになるのか?など見どころが沢山です!

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