前回までのあらすじ
死んだと思ったダルヒャンが都に戻り、世子嬪はヨンゴルテとの噂を回避できました。
そして、勇敢なダルヒャンは王様から官職を貰うことに。
いい事だらけの時に、折角捕らえたヒャンソンが脱獄してしまいヒャンソンの復讐が始まりました。
ヒャンソンは、ダルヒャンを殺すつもりで毒入りの酒を贈るが、その酒を飲んだのは、上京していた父だった。
そして、ヒャンソンの脱獄を知らない世子は、やっと自分の気持ちに気づき世子嬪の元へ…
自分の気持ちを伝え都に戻ろうとした時。
世子の顔すれすれに弓矢が飛んでいき、その弓矢は世子嬪の胸に直撃してしまいました。
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三銃士 第12話(最終話)<三銃士よ永遠に>のあらすじ
「では明日。休め」と言い馬に乗ろうとした世子の顔すれすれに飛んで行った弓矢。
矢の向かった先は世子嬪だった。
矢が刺さり倒れ込む世子嬪を抱え「少しの辛抱だ。大丈夫だ。」と声を掛け続ける世子。
世子が放心状態の時、ミンソがやって来た。
世子嬪が矢に撃たれた事を話すとミンソは、ヒャンソンが逃げた事。
そして、ダルヒャンの父がヒャンソンが送った毒酒で死んだ事を伝えた。
世子嬪に矢を射ったのもヒャンソンだと分かると世子は刀を抜き森の中に入って行った。
世子が一人で来たと分かると隠れていたヒャンソンが世子の前に姿を現した。
そして「ただ、あなたと話したかった」と「苦しんでいると思っていたのに、あの女と楽しそうだった」と憎しみを抱いていた。
話を聞いた世子は「そなたを許せぬ。いっそ共に死のう」と刀を握った。
自分達が死ねば誰も傷つくことは無いと世子はヒャンソンに近づいて行った。
そんな世子に弓矢を向けたヒャンソン。
その矢は世子に命中した。
矢が刺さった世子だったが気力を持ちヒャンソンに近づきヒャンソンを切った。
その場に倒れた世子が目を覚ました時、王宮の自分の部屋だった。
何度も何度も目覚めるたびに世子嬪の容態を確認する世子だった。
父の葬儀で田舎に帰っていたダルヒャンの元にスンポから書状が届いた。
ヒャンソンが死んだ事、療養中の世子に話していない事実がある事だった。
世子嬪は助かる見込みが無かったのだ。
そして、スンポとミンソは王命により取り調べを受けていた。
ダルヒャンにも身を隠すよう書かれていた。
書状を読み終えた頃、ダルヒャンも捕らえられてしまった。
キム・ジャジョムの証言によりスンポとミンソが捕らえられ、安州の報告書を書き直しさせた事も知られてしまいダルヒャンも捕まってしまった。
3人が取り調べを受ける時、王様が3人の元にやって来た。
真実を知りたいと、王様は人払いをした。
そして“三銃士”について聞かれてしまった。
スンポ・ミンソ…もう一人は世子かと。
ダルヒャンは、自分が偽りを言ったと言い、世子の名を借り自分が世子になりすまし”三銃士“でもあると王様に報告したのだ。
スンポとミンソはダルヒャンの嘘に乗った。
世子を守るために。
世子が意識を取り戻したと王様に報告があったが王様は世子には会いに行かず、スンポ・ミンソ・ダルヒャンの3人を即刻、縛り首の刑にと命令を出した。
3人の刑の執行は、すぐに世子の耳にも入った。
そして、回復していると聞いていた世子嬪の意識がまだ戻っていない事も世子は知った。
その頃、王様直々に刑の執行を見届けに来ていた。
刑が執行されようとした時、世子が現れた。
刑は中断されると思いきや、王様はそのまま刑を執行した。
それを見た世子は、王様の前に行き自分が“三銃士”の一人である事を話したのだ。
王様は自分で世子の処分を決められず、キム・ジャジョムとチェ・ミンギョルに助言を求めた。
ジャジョムは「様子を見てもいいかと」と、そしてミンギョルもまた同じ答えだった。
世子嬪は一命を取り留め、回復した。
月日が流れ、とうとう後金との戦が始まってしまった。
王様は恐れ王宮を逃げるように出ていき、その後戦に敗れ世子夫婦は後金に連れていかれてしまった。
2年後…もぬけの殻となった王宮にダルヒャンは居た。
ダルヒャンは王命を受け後金へと向かうことに。
ダルヒャンが2年後に会った“三銃士”は前と変わらず“三銃士”を名乗り、朝鮮人の奴隷を助けていた。
後金では、世子の顔は知られていない。
また再び、ダルヒャンは“三銃士”に出会った。
三銃士 第12話(最終話)<三銃士よ永遠に>を見た感想
やっと、自分の気持ちに気づき正直になれた矢先にヒャンソンにより世子嬪が矢に撃たれてしまいました。
世子嬪が矢に撃たれ、世子もまた矢に撃たれ。
二人が生死をさまよっている時、ダルヒャン・スンポ・ミンソに危機が襲いました。
まさかのここに来て、また命の危険があるとは…
世子が正直に王様に自分が“三銃士”である事を話したのは、私は正義感があっていいと思いましたが王様は違ったようです。
親としては、子供が間違った道を歩まない事を望みますが王様は自分の子が“三銃士”の一員である事が信じられなかったのでしょう。
そして、王様の弱さ…ここまで弱いかと思いましたね。
自分の民を残しさったと王宮を後にするなんて。
戦に敗れた後の世子嬪は登場しませんでしが、私としては後金に連れていかれた空白の2年がとても気になりました。
結局の所、いい終わり方ですが気になる部分も多く残りました。