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会いたい 第12話<悲しい決意>のあらすじと感想

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会いたい 第12話 前回までのあらすじ

気絶したジョンウが目覚めると、手足は縛られ口はふさがれていました。

最後にスヨンの声が聞きたいと、ジョンウは電話をし「消えた街灯からスヨンの家まで15歩..もう点滅はしないよ..会い..たい..」とスヨンに伝え電話は切れてしまいます。

異変に気付いたスヨンは、チュ刑事に電話をすると犯人を追跡中に行方不明になったと聞き、激しく動揺しながらも“消えた街灯から15歩”とジョンウの言葉を伝えます。

スヨンから聞いた言葉をもとにジョンウは無事見つかりました。

ミランやウンジュの話を聞いてスヨンは、14年前からジョンウは家を出てミョンヒとウンジュと暮らし、ずっと自分を捜している事を知ると警察署まで来ていました。

警察署では、ミョンヒは涙しながらスヨンが戻りたくないと言ってるから自由にしてやろうとジョンウに言い、ジョンウもそんな2人の会話を聞いていたスヨンも涙します。

スヨンがいる事に気づいたジョンウは、「イ・スヨンはイヤか?待つのをやめるか?..やめようか?」と言うとスヨンを抱きしめました。

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会いたい 第12話<悲しい決意>のあらすじ

ジョンウは涙しながら「見るな..見るとつらいだろう..スヨン..」とスヨンを強く抱きしめ言いました。

ミョンヒから「イ・スヨンに戻りたくないって」言われた言葉を思い出し、スヨンを離すと「もう行って..俺を見るな」と言いました。

スヨンが歩き出すと「悲しいからじゃない..風のせい」とジョンウが言います。

泣きながらスヨンは“私は忘れようと必死だったけど..ハン・ジョンウあなたもつらかったのね”と心で言い、振り向くとサァとジョンウに手をかざしました。
 

スヨンは、車で帰りながら泣きます。
 

ジョンウは、取調室へ行くと待っていたおばさんが「娘婿が来たね。」と言います。

班長と交替したジョンウは、「ご飯を食べた?」と聞くおばさんに答えず「なぜサンドゥクを殺した?」と聞きました。
 

スヨンが家に着くとヒョンジュンは、熱が高く具合悪そうに寝ていました。

ヒョンジュンは「ジョイつらいんだ。つらいのを忘れてぐっすり寝たい..あの魔法をかけて」と言うと「あれは、私の技じゃない..返してきた..ごめんね..」とスヨンが言います。

それを聞いたヒョンジュンは涙を流し「ジョイ..戻らないかと思った..すごく怖かった」と言うと「どこにも行かないわよ..バカね..」とスヨンが言いました。

ヒョンジュンは,スヨンに抱きつき泣きながら「どこにも行かせない..」と言います。
 

ジョンウは「サンドゥクも含めて3人も殺したのか?」とおばさんから聞き驚きました。

おばさんは「殺したんじゃない。ゴミを片付けただけ..捕まらなかったらもっと殺していた。あんな奴ら保釈しちゃだめ。出所したら同じことを繰り返す」とおばさんは言います。

「何が問題?死んで幸い」と言う言葉を聞き、以前スヨンが同じことを言った事をジョンウは思い出していました。

「助かったんだろ?ボラを死なせた人殺し..なぜ助けたの?私はここを出れない..ハン刑事..サンドゥクを殺してやったから、復讐してくれるよね」とジョンウは聞かれます。

ジョンウは「いいや..間違ってる。殺されたらボラをどれほど苦しめたか..おばさんを抜け殻にしてどんな犯罪に駆り立てたか..後悔させて土下座させる..だから助けた」と答えました。

「おかけでサンドゥクにはできなかったよ..反省しないまま死んだ..」と言うジョンウに「私が恨めしい?」とおばさんは聞きました。

ジョンウは「サンドゥクが黒幕を知っていた..スヨンを死んだと言わせた奴もな..そんな男をおばさんは殺した..14年間も耐えて待ったのに..一瞬で台無しにされた」

「今はおばさんが犯罪者にしか見えない..ボラを思って泣くのは取り調べの後だ。聞かれた事をありのままに話せ」と言いました。
 

おばさんは兄の名前を使い荷物をサンドゥクに送りつけ、若い女性の格好をしてチャイムを鳴らし、サンドゥクがドアを開けた所をスタンガンで襲ったと話します。

スヨンの事件が載った新聞を、見える様に置いたが気づきもしてないサンドゥクを、ボラの事を想いながら、必死で浴室まで運び米を炊いたと話しました。

娘が死んで炊き立ての米が食べれなかったが、奴らを殺した時は炊いて食べたと話し、「あんたの来た日は例外だ」と言うと「殺すたびに食べた?」とジョンウが聞きました。

おばさんはうなずくとサンドゥクの口に、ドライアイスを入れガムテープでふさぎ殺したと話すと「ドライアイスだけで殺せるのに、なぜタオルを?」とジョンウが聞きました。

おばさんは、スヨンを警察署に案内した時に聞いた靴の音を思い出し、ジョンウに「あの子が好きなんだろう?」と聞きますが「無駄話は結構」とジョンウは答えます。

おばさんは「早く殺すためさ」と答え、カッカッと足音がしてクローゼットに隠れた事を、ジョンウに隠しました。

現場から持ち去った携帯の事を聞かれたおばさんは、正気じゃなかったから覚えていないとジョンウに言いました。
 

テジュンの銀行には、裏帳簿が表に出て顧客が押しかけ大騒ぎになっていました。

“借名口座を開設””ハン会長裏金疑惑“などメディアで叩かれ出したテギョンは、部下に口座をなくして記者に口止めする様に命令します。

ナム理事が時間稼ぎのため情報を流し、借名口座からハリーに支払う為の200億ウォン(20億円)引き出していました。
 

警察署でジョンウの机に、荷物の入った箱みつけたチュ刑事からウンジュに電話がかかってきました。

ウンジュが部屋へ行くと、ミョンヒがジョンウの荷物をまとめているのを見て、ジョンウは父親代わりだから行かせないと言います。

お父さんの代わりに自分が尽くすから、ジョンウの為に帰って来ないスヨンを待ち続けるのを、やめさせるからジョンウを第一に考えて家に帰してやろうとミョンヒが言いました。
 

取調室では「イ・スヨンの母親にお詫びしといてね。ドライアイスを買う時に名前を借りた。あんたは、人を信じすぎちゃダメ。今回の事で懲りたはずだから..」と言われます。

ジョンウは「もう泣いていいよ。俺には、刑を軽くしてやれない..でもボラがもう少し強くておばさんと一緒に生きてたら..俺が娘婿になってたかもな..」と言います。

「やめておくれ..イ・スヨンがいるだろう」とおばさんが言うと「そうだな..一緒にどう?おばさんはボラを手放して..俺はスヨンを手放す..俺の方が泣いている..」

「これはオフレコだけど、刑事のくせに早く気づかなくてごめん」とジョンウが言います。

おばさんは泣きながら「私に、ハン刑事みたいな人がいたら違ってたかな?違ってたよね..」と言うと「もう忘れよう..ボラのためにも..おばさんのためにも全部...」とジョンウ。

泣きながら言うジョンウに「なんで私が、あんたを助けたか分かるよね..つらい目に遭ったイ・スヨンを待ち続けて愛してくれるのがありがたくてさ..」

「いつまでも同じ気持ちでいてね..変わらないで..」とおばさんは言いました。
 

お酒を飲みながら「大事なスヨンを忘れちゃだめだ..どうして?」とチュ刑事が聞きます。

ジョンウは「今日は3杯飲めた..明日は4杯..明後日は5杯飲む。酒も飲んだら強くなる..何でもなれる..忘れるのも練習すれば平気だ..1度も考え付かなかった..」

「忘れなきゃって事..何でかな..スヨンが待つのを..やめろって..俺を見るとつらいって..俺はスヨンが誰よりも好きなのに..スヨンはイヤって..まいったよ..」と言いました。
 

そこへヒョンジュンから、叔母の剖検報告書を受け取ったが疑わしい点があるから、家に来て欲しいとジョンウは言われ、家に行くとスヨンに会います。

ジョンウに「飲んだんですか?お酒は飲めませんよね。」とスヨンが聞きました。

「そう思ってたけど案外平気だった。不可能はない..こうして徐々に..強くなったら一緒に飲みましょう」とジョンウは言いました。

ヒョンジュンは「実は、あなたに腹が立っていたんです。14年も待ったんだ。また待てばいい..近所に街灯があるそこから家まで280歩。僕に電話くださいよ」と言います。

お酒を飲もうと誘われたジョンウは「ケンカ覚悟で来たのに意外だ。」と言うと「ジョイさえ苦しまなければあなたが好きです。」とヒョンジュンが言いました。

ジョンウは「苦しめたのかな..まぁいい..」と言います。

ヒョンジュンは、ジョンウに取らせたパソコンにサイル銀行不正発覚とメールが入っていたのを見て微笑みました。
 

ジョンウは手にミョンヒの靴を入れた袋を持って、出かけて行くスヨンを見て “ハニーがうらやましな..”とつぶやきました。

ヒョンジュンから、サイル銀行の息子か?と聞かれなぜかと聞き返すジョンウに「答えによって渡すかどうか決まるんです。サイル銀行と叔母の死が関係あるはず」と言われます。

ジョンウは「確かに息子ですが、銀行と無関係です。」と言うと「では捜査を」とヒョンジュンから書類を渡されました。

書類には、“ナム・ウィジュン””ファン・ミラン“”ミシェル・キム“”ハリー・ボリソン“の名前が書かれていました。

「1人だけ気になる名前がある。ハリー・ボリソン、あなたに何かあればジョイが苦しむ」とジョンウは言いました。
 

スヨンは、ミョンヒが働く店に来ていました。

何しに来たのかと聞くミョンヒに「初めはなぜ捜さないのかと恨みながらも会いたかった..その次は出世して堂々と現れてやる見てて..そして会いたかった」

「その後は、服を作る度にウンジュより私の方がいいと言った母さんに会いたかった..私ね。デザイナーよ」とスヨンが言います。

「だから私なんか構わずに幸せになりな。来られても気分が悪くなる..なぜ来たの?文句を言う前に帰したから?悪態をつくなり髪を引っ張ったりしてよ」とミョンヒが言います。

「憎んでた時の方が楽だった..今は涙しか出なくて苦しい..」と言うとスヨンの手を握り「来られる?家に戻れる?」とミョンヒは聞きます。

「ハリーの仕事が終わるまで韓国にいるの。他の人には秘密にして会いに来ていい?」とスヨンが答えました。

ミョンヒは手を放し「寂しがられても無理なの。私はね..ジョンウが誰よりも好き..戻る気がないなら来ないでちょうだい..私とジョンウのためにもね」と泣きながら言いました。
 

スヨンは車の中でミョンヒの靴を抱きしめながら「買ってあげればよかった..ボロボロね..」とつぶやきました。
 

スヨンに電話をかけたヒョンジュンが、「声が変だけど泣いた?」と聞くのを聞いたジョンウは、振り返りヒョンジュンを見ると立ち上がり、帰ろうとした時に携帯音が鳴ります。

ナム理事から“私はもう韓国にいない、気楽に立つにはお前が気にかかる。悪かった..ハンテジュンに従ったまでだ。スヨンを捜すな。お前が傷つくだけだ”とメールが届きます。

帰ると言うジョンウは、ヒョンジュンから調べて欲しいと叔母の通帳を渡されました。

ジョンウは、ヒョンジュンの家の前でチュ刑事に電話をかけ、ミシェル・キムが賭博に関わっていたようだから再調査をすると言い電話を切ります。

そこへ父テジュンの乗った車と、ジョンウはすれ違います。

ジョンウが父の車を見つめている姿を、ヒョンジュンは家の監視カメラのモニターを見て微笑みました。

ヒョンジュンは「ハン・テジュン...天国へようこそ。歓迎するよ」とつぶやきます。

取引に必要なお金を、ナム理事に持ち逃げされたテジュンに、猶予1週間で200億ウォン貸すと言うヒョンジュに、テジュンは「ありがたい」と言い感謝しました。
 

ジョンウは電話に出ないミランに、話を聞くためミランの店に来ましたが、お客様が来てるから2階で待つように言われます。
 

その頃スヨンは、自分のデザインした服を勝手に店に展示しているのをやめて欲しいとミランに話しに来ていました。

ミランは「私は、良心もプライドも捨てたから力になって欲しい」と言い、スヨンからやり方が間違っていると言って聞きません。

その上、部下がハリーに渡すはずだった投資金を持ち逃げされた事や、義理の息子のジョンウが誘拐され家が大変だったから責めないで欲しいと言い出します。

ミランはスヨンを2階の部屋に案内すると、スタッフに呼ばれ出て行きました。

スヨンが、部屋の中を歩いているとカーテンの向こうで寝ている足が見えそっと近づくと、そこにはジョンウが寝ていました。

寝ているジョンウの側に座り込みジョンウを見つめると、ジョンウの手にはスヨンが返したボタンが握られています。

“そんなに大事?ジョンウ..ホント変な人ね。見るたびにつらくなる..”とジョンウに心の中で言いました。

ジョンウが目覚め驚き「スヨン..」と言うと、慌てて立ち上がろうとするスヨンをつかみ「なぜ..ここに」と言います。

スヨンは、心の中で“あなたに会いたくて”と言いました。

そこへ「ジョイ?」とミランが入って来て、スヨンは立ち上がるとジョンウも後を追いますが、ジョンウの前でカーテンをさっと閉めました。
 

会いたい 第12話<悲しい決意>を見た感想

14年間スヨンを捜し、どんなに冷たくされても待ち続けたジョンウにとって待つのを止めると事は、頭で分かっても気持ちをどこにも持って行けないツライ選択です。

ジョンウの事を想い事実を隠すおばさんも、おばさんへの思いやりのあるジョンウも取り調べ室での会話も切なくなりました。

ジョンウが、なぜ皆から愛されるのか分かるシーンでもあり、逃亡をしようとするナム理事が最後に心配したのもジョンウです。

ミョンヒは、ジョンウの前ではスヨンの事を自由にしてやりたいと言い、スヨンにはジョンウの事を1番に考え帰って来ないなら来ないで欲しいと言います。

今回は、スヨンの母としてと息子同然のジョンウの母としての気持ち・忘れないといけないと想うジョンウ・恨んできたスヨンが事実を知った気持ちそれぞれが切ない話でした。

次回は忘れようと決めたジョンウと、ジョンウが自分の為に過ごしてきた14年間の事実を知ったスヨンがどうなっていくのか?復讐を進めるヒョンジュなど見どころ沢山です。

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