会いたい 第13話 前回までのあらすじ
スヨンが、イ・スヨンに戻りたくないと知ったジョンウは忘れようと考えます。
取り調べでは、サンドゥクの口をタオルでふさいだのはスヨンと思ったおばさんは、ジョンウがスヨンを想う気持ちを考え事実を隠しました。
おばさんに、自分もスヨンを手放すから、おばさんもボラを手放すように言います。
ヒョンジュンは、ジョンウに父親であるテジュンを逮捕させるため、通帳や書類を渡し、ナム理事から受け取った借名口座を、公にするなど復讐を実行していきます。
ジョンウは、ミョンヒに話しがあり尋ねて待っていると寝てしまいます。
そこへスヨンが来て、ジョンウに気づき見つめているとジョンウが目をさまし「なぜ..ここに?」と聞いていると、ミランが部屋に入って来ました。
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会いたい 第13話<本当の気持ち>のあらすじ
ジョンウが、目を覚ますと目の前にスヨンがいました。
「スヨン..なぜここに?」と尋ねるとスヨンは”あなたに会いたくて..“と心の中でいいました。
そこへミランが「ジョイ?」と部屋に入ってくると、スヨンはジョンウがいる部屋のカーテンを閉め「泊まれるようになってるんですね。」とミランに言います。
部屋には、スヨンの第一作目のウエディングドレスが飾ってあり、スヨンが「未熟だったし、針で指をさして痛かったはずなのに懐かしい。」と言うとジョンウは微笑みました。
「1つも忘れてない。1つ1つ全部..あの時、つらくて二度と見たくなかったのに..会えてうれしい..ここで働いたら時々会える(・・・)かな?」とスヨンは言いました。
ミランが、「この部屋は、ジョイが使って。働いてくれたら何でもする」と言い、スヨンから「お水をください」と言われミランは部屋を出て行きました。
スヨンは、カーテンの向こうにいるジョンウに「もう..苦しまないで。私も、もう大丈夫。」と言うと、ジョンウがスヨンを自分の方へ引き寄せました。
ミランが「ジョイ?」と何度も名前を呼びながら、スヨンを探し近づいてきます。
ジョンウは「明日忘れるよ..今日だけ..1日だけ..スヨン..」と言っていると、ミランがカーテンの向こうまでやって来ますが、電話が鳴り部屋を出て行きました。
ホッとたスヨンが「どいて」と言うと、ジョンウは「忘れられない。」と言いました。
「どうにかしてくれ..知らないよな。君とバスに乗った時、心臓が破裂するかと..倒れそうになった。食事中にキスの話が出た。バスで君とキスしたこと連想した。」
涙をこぼし「知らないだろ..むせて死にそうになった。だから..驚くな。初めてじゃ..ないから」と言いスヨンにキスをしました。
スヨンも涙を流し、2人は何度もキスをしました。
その頃ヒョンジュは、スヨンの為に苦手な屋台に来てお酒を飲んでいると、ミランからジョイがいなくなったと電話がかかってきました。
ミランが電話している所に、ジョンウとスヨンが手をつないで降りてきます。
何をしているのかと聞くミランに「今日は感謝しているけど、明日は電話に出てください。」と言い2人は出て行きました。
その様子を電話の向こうで、聞いていたヒョンジュンは「ハン・ジョンウとは友達。」とミランに言うと電話を切りジョンウに電話をかけます。
ジョンウを屋台に誘うヒョンジュンに、「スヨンを見つけた。」と告げると「良かった。おめでとう」とヒョンジュンは答えました。
「何だか祝われるのは妙な気分だ。」と言うと「ジョイを」とヒョンジュンが言います。
「彼女にかけて。昼間の件については、また明日」と言い電話を切りました。
車を運転しながら、ジョンウはスヨンと手をつなぎ「イ・スヨン。イ・スヨン。イ・スヨン」と何度もスヨンの名前を呼び「見つけた。イ・スヨン」と言いました。
公園に着くと、自分を見るスヨンに「降りようと」を自分の方へひっぱるとワイパーまで動きだしました。
ワイパーを止めようとして、スヨンと頭をぶつけるとスヨンが微笑みました。
ブランコに乗るスヨンを見て、15歳のブランコに乗るスヨンをジョンウは思い出します。
毛布をスヨンにかけたジョンウは、15歳の時と同じように「ああ..そんな顔してたのか。」と言い、自分もブランコに座りました。
「あなたは、昔のままね。」とスヨンが言いました。
「初めて会った時は、可愛かった。傘を差し出した時も本当に可愛かった。街灯の下で見つめる君も本当に可愛かった。今みたいに。昔のままだ。隠せば気づかないと思ったのか?」
「ごめん。許してくれ、今は言わない。言いたかったのは、ジョンウが好き。本当に好き。ジョンウあなたは?日記の最後の質問に答えたかった。」
「君が好きだ。イ・スヨン、君が好きだ。やっと時間が流れ始めた。15歳..1秒..2秒..3秒」とジョンウが言いました。
スヨンは涙しながら「ありがとう。まだ私を好きでいてくれて。あんなことがあったのに好きでいてくれてありがとう。私が嫌で逃げたと思っていた。」
「ジョンウ..最後までいい記憶を作ってくれてありがとう。」と言うとジョンウは驚きます。
「ハリーは14年間、私の唯一の家族であり友達だったの。いつか結婚するわ。スヨンは、ハリーを1人に出来ない。私たちはここまで..ハリーが待ってる。」と帰って行きます。
帰って行くスヨンに、“友達としてなら君に会えるんだろう”と心の中で言い「友達になろう。スヨンがダメなら..ジョイ・ルー友達になろう。」と拳を握りしめ言いました。
家まで帰って来たスヨンは、門の前で車を停め“イ・スヨン。君が好きだ” と言ったジョンウの言葉と“ハリーを1人に出来ない。私たちはここまで”と言った自分の言葉を思い返していました。
門の前で停まっているスヨンの車を、監視モニターで見ていたヒョンジュンは、スヨンが車をUターンさせて行くのを見て「待て、ジョイ」と叫びました。
スヨンは、ジョンウとの思い出の街灯の下に来ていました。
「消えているより点滅する方が怖いでしょ。」と言い、街灯から「1歩..2歩..3歩...」と家まで数を数えなら歩いて行きます。
「今は、たった213歩で着いちゃうのね。今日はここまで。」と言い帰ろうとすると壁に書いた“会いたい”の文字を見つけ近づきました。
泣きながら“悲しいからじゃない。風のせい”と文字をなぞります。
そこへ「父さんを殺した奴は私が捕まえる。」とチュ刑事と電話をしながらウンジュが帰って来ました。
隠れて聞いていたスヨンは「おじさん...」と驚きます。
街灯の下に戻ってきたスヨンを、ヒョンジュンは車から見ていました。
ジョンウに電話をかけるスヨンの様子を見て、携帯を確認しますが自分にはかかって来ず「そんな..バカだな。君さえいれば十分なのに..」と涙をこぼしました。
警察署のトイレで、顔を洗い鏡に向かって「ハン・ジョンウ、よくやった。友達じゃ不満か?見つけただけでいい。」と言っているとチュ刑事がやって来ました。
チュ刑事は「そうだ。お前、なぜ最後の電話をジョイに?」と聞くと、薬を飲まされ覚えていないと言うジョンウに「ウソつけ。家・街灯・280歩は何だ?」と言いました。
班長から他の事件を捜査するように言われ、ハリーから30億ウォンの借証書の手掛かりをもらった事と、債務者がサイル銀行のナム理事で逃げている事を報告しました。
テジュンは、新聞に監禁してあるヒョンジュンの母ヒョンジュの写真を、尋ね人として載せると、ミランにカン・ヒョンジュが現れたから、捕まえるまで気をつけろと言いました。
ヒョンジュのメールに、テジュンが動き出した事と母ヒョンジュが尋ね人として載った事の報告が来ます。
“幼稚な手に乗せられるな。母さんは死んだ”と返信すると“ハンテジュンは、お母さんの名前で療養所に再入所の手続きをしました。”とメールが返って来ました。
“僕を捕まえるために、死んだ母さんを利用するのは許せない。ジョンウに、ハン・テジュンを逮捕さよう。確実にな”とメールを送りました。
スヨンは、姿の見えないヒョンジュを探していました。
ヒョンジュの隠し部屋の前で、自分とヒョンジュンの写真を見つめているスヨンを、監視カメラのモニターでヒョンジュは見ていました。
スヨンの携帯に、ジョンウから電話がかかって来るとモニターから聞こえる会話を聞き、怒りと嫉妬します。
ジョンウとチュ刑事が、ヒョンジュに会うため家を尋ねると、連絡がつかないとスヨンが言いました。
ジョンウは、お茶を用意するスヨンの隣に行き元気のないスヨンに「ハリーに何か言われたら、俺に告げ口しろ。君に何か言ったら俺がガツンと..」と言います。
「ガツンと何?」と聞くスヨンに「君の好きなようにするよ。だから顔色を見るな。おれがついてる。」と言いました。
「私は、スーパーマンの恋人?」と言うスヨンに「友達じゃなく恋人になる?」と笑顔で話すジョンウとスヨンの様子を、チュ刑事は微笑んで見ていました。
スヨンは、ジョンウにキム刑事が亡くなった事をなぜ黙っていたのかと聞きました。
「悲しむなよ。」とジョンウは言うと、みんなスヨンが消えて死んだと思い込んでたけど、自分だけでなくおじさんもスヨンは生きている“本当だとも”と言いていた事。
実の娘みたいに思ってたスヨンを捜しに行って、”見つかりそうだ。スヨンを連れて帰る。“それが最後だったと言いました。
「私のせいで?」と涙するスヨンの手を握り「違うよ。おじさんを殺した犯人は、俺が見つける。力を貸して。ゆっくりでいいから思い出せ。いいね。」と言いました。
そこへヒョンジュが来て、ジョンウとスヨンがつないでいる手をじっと見つめていました。
スヨンは手を放して、涙を拭くとヒョンジュンに声をかけますが、ジョンウをじっと見て「僕が見えないんだろう。」と言いました。
ジョンウに「怒ってません。」とヒョンジュンが言うと「怒ってもいいけど、ここでは困ります。電話を待っています。」とジョンウは言いました。
「待つのは得意ですよね。叔母の話もその時に。」と言うヒョンジュンに、チュ刑事は「勝手だな。俺達は、仕事で来たんです。」と言いました。
ジョンウは「借名口座の実際の名義人は、パク・ソニ。知ってますか?」と聞くと「いいえ」とヒョンジュンが答えました。
チュ刑事が「昔、精神病院だったチェギョン療養所の患者..」と言いかけると「療養所で調べてください。他には?」と言うとヒョンジュンは行ってしまいました。
スヨンが何度話しかけても無視をし、出て行けと手を払いのけるヒョンジュンに、自分が軽率だったから怒る気持ちは分かるといいます。
そしてスヨンは、14年ぶりに母に会って驚いたりジョンウが刑事になっていた事、キム刑事が亡くなってウンジュは父親を失っていた事など自分の状況も理解して欲しいと言います。
ヒョンジュは「そんな話は聞きたくない!大勢の人が君を待っていたから涙が出る?申し訳ない?君の為に生きてきてそっぽを向かれた僕は?」と怒鳴りました。
スヨンはひざまずき「なぜそんなに怒るの?皆の本心が分かったのよ。一緒に喜んで。会うなと言われても会いたくなるの。」と言いました。
「一緒に喜べ?ハン・ジョンウに会った事を?」と怒鳴るヒョンジュンに「ジュン、私はここにいるわ。私もおかしくなりそう。」と言います。
「動揺しない様に助けてやろうか。ハン・ジョンウだけじゃない。僕も14年間待っていた。ハン・ジョンウはダメだ。忘れろ」と泣きながら言うヒョンジュン。
足音が聞こえ出かけるヒョンジュンに、明るく声をかけ自分が悪かったとスヨンは謝りますが、無視をして行ってしまいました。
ジョンウは、ミランに30億の借用書を見せますが、「知らないわ。建物を担保になんかしない。お父さんのお金まで持ち逃げしたナム理事を逮捕して」と手を握り言います。
手を離してと言うジョンウに「お父さんには黙ってて。これは家族の問題だから、1人息子のあなたが解決して。」と言いました。
そこへヒョンジュンがやって来くると、こんな大金使った覚えも見た事もないとミランが言いました。
ジョンウに、ナム理事の行方をヒョンジュンが聞くと「出国禁止にはしましたが、家族は移住して、てこずってます。」と答えました。
ヒョンジュに「忙しくても仕事はしていたんですね。」と言われ「イカれたウサギなので、機敏なんです」と答えるジョンウ。
ヒョンジュは、「チェギョン病院を?」とミランに聞くと「知らないわよ。」と答えます。
「知ってるようだ。刑事だから表情で分かりますよね。」とヒョンジュンが言い、ジョンウも「何で知ってる?」と聞くと、知らないと言い慌てるミラン。
ジョンウと話があると言われ、ミランが部屋を出て行くと「どうしますか?サイル銀行とチェギョン病院は関係ある。厄介ならやめもいいですよ。」とヒョンジュンが言いました。
ジョンウは「ありがたいけど、最後までやりたい。お先に」と言って席を立つと、「終わったら、スヨンと3人で焼酎を飲みましょう」と言うヒョンジュン。
ジョンウは「3人じゃなく2人で会いましょう。なぜ、スヨンを隠していたのか気になる。」と言いました。
「それは、スヨンが隠れたがっていたから。スヨンの望みは何でも叶えるんです」と言うヒョンジュン。
「これからもそうして下さい。旧友と焼酎を飲んだり、映画を見たいと言われても今日みたいに怒らず望みどおりに。」とジョウンは言いました。
ヒョンジュンに、「事件が解決したら、僕も含めてスヨンと3人で何でも一緒にやりましょう。」と言われ「3人で?冗談じゃない」とジョンウはつぶやき部屋を出て行きました。
チュ刑事に電話をかけたジョンウは、「診療所に行こう。何かありそうだ。」と言いました。
診療所では、テギョンが医師に部屋を見張るように言い「14年前の件は、お前も共犯だという事を忘れるな。」とお金を渡し出て行きました
スヨンは、キム刑事が亡くなった場所に来ていました。
ウンジュとお揃いで買ってくれた洋服の事やみんなで洗濯ばさみを取り合った日の事を思い出して「おじさん。スヨンが来ました。」と泣きました。
診療所に着いたジョウンとチュ刑事の車と、テギョンが乗った車がすれ違います。
「ある患者さんが、サイル銀行に実際は使ってない借名口座を持っています。」とチュ刑事が言うと「患者さんに聞いて下さい。私は、そこまで知りません」と医師は答えます。
ジョンウは「ハン・テジュン会長がさっき出て行きましたね。」と聞くと「お会いした事はありません。」と医師から言われ、行こうとジョンウは部屋を出ました。
なぜ途中で出てきたのかチュ刑事に理由を聞かれ「何もかもウソだ。つつくと証拠が消される。礼状を取って一気に捜索しよう。」とジョンウは言いました。
チュ刑事から「ハリーとジョイがいるだけで目からレーザーが出ている。それにハリーは、イケてる。顔が小さくて眉毛が太い。カリス..」と話していると悲鳴が聞こえます。
ジョンウとチュ刑事が駆けつけると、サンチョルが倒れていてジョンウが、サンチョルの脈を測ります。
「兄貴、脈がない。」とジョンウは言い、サンチョルの上着のポケットに15年前のジョンウ・アルム・テギョン・ミランの家族写真が入っているのを見つけます。
その様子を上から見ていたヒョンジュンは「僕を恨むな。お前と僕、スヨンがこうなったのはお前の父親のせいだ。ハン・テジュンが元凶だ。ハン・テジュンを捕まえろ」とつぶやきます。
ジョンウが当たりを見渡すと、屋上から黒ずくめの男が見下ろしているのを見つけ、ジョンウとチュ刑事は、二手に分かれ屋上に向かうとジョンウは犯人と鉢合わせをします。
ジョンウが、屋上に着くとそこにはすでに誰もいません。
スヨンは、キム刑事の亡くなった場所で「殺した犯人を捕まえられるなら、消した記憶を思い出します。おじさん..」と思い出そうとしていました。
会いたい 第13話<本当の気持ち>を見た感想
公園に着いた車のシーンは、切ない気持ちがずっと続いていた2人のちょっとした幸せの時間でとても好きなシーンです。
ジョンウとスヨンに嫉妬したり怒ったりしますが、スヨンの気持ちを全く考えず1つも思いやりのない姿が子供のまま成長してない様に感じました。
ヒョンジュは、誰に対しても自己中心的な言動ですがスヨンに対してまで、自己中心的で残念さを感じます。
今度は、サンチョルが死んでしまう事件が起きてしまいました。
何の為にサンチョルは殺され、エスカレートしていくヒョンジュンの復讐がどうなるのか?スヨンとジョンウが、どう進展していくのか?次回も楽しみです!