前回までのあらすじ
ジユンは真作の金剛山図を教授に奪われ、目の前で燃やされてしまう。
ミンソクは後輩と車に乗り、ガードレールから落ちる事故に遭う。
500年前。
学堂でヒョルリョンとミンの息子は喧嘩をしてフィウムダンはヒョルリョンを叩く。
シン氏はヒョルリョンの様子をサイムダンに話し、韓服を用意してくれる。
フィウムダンはヒョルリョンをやめさせるための口実を用意する。
サイムダンは母親の一人のお茶のかかった韓服に墨で絵を描く。
王は狩りをしていると明の使者が来ることを知り焦る。
サイムダンはヒョルリョンを退学させるとみんなの前で話す。
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サイムダン 色の日記 第17話のあらすじ
サイムダンはヒョルリョンを退学させるというとインゴルはなぜなのかと聞く。
ここでは父親の力を重視し、国を支える民を軽んじていて科挙のためだけの学堂で教わることはないというサイムダン。
失礼ばかりしたとお詫びをし、インゴルに挨拶をして帰る。
フィウムダンはサイムダンを追い、やめるのではなく追い出されるのだという。
サイムダンは昔、フィウムダンに雲平寺で助けてもらったお礼をいう。
どうやってか両班の正室になったようだが心は汚れてしまったというサイムダン。
人の心を踏みにじってでも守り抜きたいならそうやって生きればいいという。
家に帰り、ヒョルリョンに話をするサイムダン。
フィウムダンに叩かれたことを黙っていたこと、講義のときに質問ばかりしていたのは自分を誇るためではないかという。
ヒョルリョンは誤り、やめたくないという。
学堂の雰囲気も問題だが、ヒョルリョンの態度もよくなかったというサイムダン。
明日からは紙作りを手伝いながら自分の元で学ぶように話す。
王はセヤンに明に収めた高麗紙で問題が起きたと聞く。
王は狩りのときにギョムから聞いたことを思い出し、造紙署の提調を呼ぶように命じる。
ミンは提調と話し、問題になるはずがないといい、これは罠だという。
王は裏で何が起きているのか、紙のことで突然刺使を送るのはあり得ないと不安になる。
王は高麗紙を作れる職人を捜すお触れを出すように指示する。
ミンは、紙は問題がないと提調と話し合う。
廃君(王の兄)のせいだというミン。
廃君が生きていると欺き続けているために使者がくるたびに怯えているという。
官史の口止めを提調に頼むミン。
ミンは前の使者に渡した10倍の貢物を用意し、明でも金がものをいうという。
セヤンはギョムに気をつけろと忠告する。
ミンは今頃貢物の山を運んでいるころだというセヤン。
ギョムは不正と暴力だけでのし上がってきたやつだという。
いろいろ覚悟をしてミンを追い詰めるというギョム。
イ・フが来てサイムダンが絵を描いたと知らされ、みんなが集まっていると聞く。
ギョムは絵を見に向かう。
みんな天才が現れたと噂をする。
もう買い手がついているからと見せてもらえなかったが少しだけと見せてもらう。
ギョムは感動し、買い手の2倍出すといい、買い取ろうとするがみんな追い払われる。
部屋の奥にはフィウムダンが買い手として待っている。
フィウムダンは持ち帰り、悔しさと憎さで葡萄の描かれていた韓服を燃やす。
比翼堂で本を読んでいたヒョルリョンと話をするギョム。
母が勝手に決め、いつのまにか退学になっていたと話すヒョルリョン。
最初は退学に腹がたったけど、学堂は期待ほどいいところではなかったという。
みんなの前で父と祖父が面と向かってバカにされている母をみたとヒョルリョン。
寺で勉強をしていたウォンスの話をギョムは和尚に聞きに行く。
サイムダンは紙を持って税を納めにいく。
足りていないと言われるが説得をして時間をもらうことにする。
工房ではフィウムダンが送り込んだ密偵の男が1枚紙を隠し持っていき、フィウムダンに見せる。
男は紙の質がどんどん良くなっていると話す。
お触れが出た話を聞くフィウムダン。
サイムダンもお触れを見て高麗紙を作ることを決意する。
ギョムはサイムダンの所へ行き、絵を見たことを話す。
感動したことを話し、花を渡す。
そして200年300年前の紙を苦労して手に入れ、手本にしてほしいと手渡すと貴重なものありがたく思うサイムダン。
高麗紙を作っていると水に何かが足りないというパルボン。
セヤンは黒牡丹(フィウムダン)から書状がきて会うとセヤンから何かを聞き出そうとするがセヤンは話さない。
ギョムに黒牡丹が来たことを話すセヤン。
手に傷があったというとフィウムダンだとわかる。
セヤンはミンと関わりがあって上品な育ちではなさそうだという。
寺にいたウォンスに官職につく辞令があると知らせがくる。
サイムダンに知らせたいウォンスは家に帰る。
パルボンは雲平寺にあった水月観音図に何か秘密があるのではと話す。
和尚がどこかに隠したというのでパルボンと捜しにいくことにする。
ウォンスは家に帰り、官職につけたことを子どもたちに話す。
サイムダンも帰り、話を聞いて驚く。
調べることがあるので明け方にはでかけるというサイムダン。
ウォンスに手紙を書いて数日分の家事をしてから出かけていく。
ミンは刺使に会おうと入口で金を渡すが受け取らない。
そこにギョムとセヤンがきてなぜミンがここにいるのかを聞く。
セヤンは自分の仕事は刺使の接待だといい、ミンは王宮にいるべきではないかという。
セヤンとギョムは中に通されていく。
雲平寺へ歩いて遠い道のりを行くサイムダンとパルボン。
ロバが動かなくなり、コッチョンがきて預けていく。
雲平寺に行くと聞いたコッチョンはギョムに知らせに向かう。
刺使に会うと本物の高麗紙を3日で用意するように言われるとギョムは半月ほしいと頼む。
ギョムは本物を渡すと約束をする。
ミンはギョムの今までの行動にすべてがつながったといい自分を追い出すつもりだという。
サイムダンを捕まえてエサにするというミン。
ギョムは刺使に描いた絵を贈ると気に入り、喜ぶ刺使。
現在。
ミンソクが事故にあって行方不明の中、ウンスは心の病になる。
ジユンの実家で療養することにし、残るという義母を置いて2人で実家に向かう。
サイムダン 色の日記 第17話を見た感想
いきなりヒョルリョンをいきなり退学させたサイムダンでしたが、ちゃんと根拠がありました。
ヒョルリョンの性格にも問題があったと見抜きました。
さすがにいい母親だと思います。
絵を燃やすとはフィウムダンはどこまで陰湿なのでしょう。
しつこくてその性根は許せませんね。
サイムダンの心はきれいすぎますが、言うときは言うというカッコよさがあります。
ウォンスの官職入りはきっとギョムが手を回してくれたのでしょう。
ヒョルリョンのためとはいえさすが力があるなと思います。
きっとミンはもうすぐ潰されますね。
読み終わったら