「会いたい」は、韓国MBC で2012年11月から2013年1月に放送されたドラマです。
主演のパク・ユチョンさんは、日本をはじめアジア全土で人気のあるJYJのメンバーです。
「トキメキ☆成均館スキャンダル」「ミス・リプリー」「屋根部屋のプリンス」に主演で出演どのドラマもヒットしています。
どのドラマでも新人賞や俳優賞などを受賞し俳優としても活躍しています。
「会いたい」の脚本家が、ジョンウはユチョンさんのイメージだと自ら出演を依頼したと言われている位、一途さや性格の良さ、ユーモアさなどイメージがピッタリです。
「会いたい」は、ジョンウとスヨンは15歳で出会い初恋をした所から物語が始まります。
大人の欲によって誘拐された2人は離れ離れになり、14年後事件をきっかけに再会しますが、スヨンはジョイと名乗り側にはハリーという婚約者がいました。
スヨン・ジョンウ・ハリーの周りで、14年前の事件に関わった人間が次々と殺害される事件が起こり、ジョンウは14年前の事件の真相を解明していきます。
そんな2人の周りには個性的な人物が登場します。
それでは、「会いたい」に登場する主要な登場人物を紹介します。
会いたいの登場人物紹介
ハン・ジョンウ(スヨンの初恋相手・刑事)
ジョンウは、心優しく情に厚くたまに熱くなりすぎて手がでますが感情豊かな魅力的な人で、仕事仲間や家族だけでなく会う人から愛される主人公です。
犯罪者に遠慮なく殴り、江南所の仲間から「イカれたウサギ」と呼ばれています。
14年前の高校生の時にスヨンと出会い、雨の日にスヨンから傘を借りた事をきっかけに2人は仲良くなり惹かれあいますが、父ヒョンジュンのお金による欲の為に誘拐されます。
スヨンはサンドゥクに暴行されてしまい、ジョンウは、助けを呼ぶためスヨンを置いて1人で逃げてしまった事で、スヨンは死んだことにされ2人は離れ離れになってしまいます。
家出をした後ミョンヒに許してもらい14年間はミョンヒとウンジュンの3人で暮らしていました。
スヨンの話し方や仕草に似たジョイと会い、スヨンと確信した後もどんなに拒否されても意地悪をされてもいつもスヨンを想い行動します。
誘拐されてからはツラく切ない中で、拒否されてもスヨンを想い続けてスヨンに家に帰って来てもらう事だけを考え、14年前の真実を解明していく所が見どころです。
14年間、初恋の相手を想い続ける一途さといつも相手の事も想う言動、優しさだけじゃないユーモアな言葉やイタズラっぽさなど、ジョンウという人物の魅力が見どころです。
イ・スヨン/ジョイ・ルー(ジョンウの初恋相手・デザイナー)
スヨンは、とても優しく何かあると自分が悪いと責めてしまう性格ですが、ジョンウと再会して自分の気持ちに正直になってからは、ジョンウを守ろうと強い面も見せます。
誘拐された後、ヒョンジュンとフランスで養子になり暮らしていましたが、事件をきっかけに韓国に戻ってきます。
ジョンウを再会し始めは憎みつらく当たっていますが、ジョンウの14年間や自分を想う気持ちに触れて心を許していき、自分もずっとジョンウを想ってた気持ちに素直になります。
14年間、家族同然のヒョンジュンの事が気になり、ヒョンジュンとジョンウの間で揺れる気持ちやヒョンジュンの本当の姿を知ってからのスヨンの複雑な気持ちも見どころです。
カン・ヒョンジュン/ハリー・ボリソン(ジョンウの祖父の息子)
母ヒョンジュとジョンウの父テギョンのお金の欲の為に、巻き込まれてテギョンが襲わせた犬に噛まれ脚に傷負い、脚が不自由となり杖をついて歩いています。
スヨンと14年間一緒に暮らし、スヨンをずっと思い続けていたが、ジョンウが現れ嫉妬から、スヨンにひどく当たったり責めたりするようになります。
スヨンから家族として愛されていた事にも気付かず、ジョンウと想いが通じ合ったスヨンに、次第に想像以上の仕打ちをしだします。
スヨンと一緒に暮らしていた14年間もテギョンに対する憎しみは増え続けて、叔母の事件をきっかけに、ヒョンジュンの本来の歪んだ性格が徐々に現れていきます。
ハン・テギョン(ジョンウの父)
父の愛人ヒョンジュから父のお金を持ち出されお金への執着から、ヒョンジュンを犬に襲わせた事で脚を傷つけ、ヒョンジュを監禁した事で誘拐事件が起こります。
ヒョンジュが起こしたジョンウの誘拐事件で、誘拐犯のサンドゥクやサンチョルと共謀してスヨンを死人に仕立て14年前の事件の首謀の1人です。
ジョンウが泣いてスヨンを見つけて欲しいと頼んでも、家出をしても捜さずいつもお金の事しか頭にない、お金の為ならどんな手も使う人です。
カン・ヒョンジュ(ヒョンジュンの母/ジョンウの祖母の愛人)
ジョンウの祖父が亡くなり、お金を持ち逃げしようとしたことでテギョンの怒りをかって、自分は監禁されヒョンジュンと離れ離れになってしまいます。
お金とヒョンジュンを守るために、ジョンウの誘拐事件を企てた張本人です。
その事で14年間ヒョンジュンと会えず、自分の記憶もなくなり子供の時のヒョンジュンの事しか分からず、自分で作ったチューブを「私の子」と大事に持っています。
ヒョンジュンへの愛情はすごくありますが、自分のした事でヒョンジュンを苦しめ歪んだ性格にする原因を作ってしまいました。
キム・ミョンヒ(スヨンの母)
14年前は、夫からの暴力から逃げる生活の中で、スヨンに対して冷たく感じる事もあるが、スヨンが誘拐されてから、悲しみやミョンヒの愛情の深さが見えます。
スヨンが誘拐され殺された事になってから人生を狂わされ、14年間つらい思いを抱え生きてきて、スヨンと再会してからもツラく切ない思いをする出来事が起こっていきます。
14年間、ジョンウと一緒に暮らし本当の息子以上に大切に想い、強く愛情深い人でジョンウが1番好きと良く口にします。
ジョンウがスヨンを想い続けた14年間を1番近くで見て来て、スヨンと再会してから、ツライ自分の気持ちよりも、2人の気持ちを1番に想い発言や行動をします。
口が悪い時もありますが、ユーモアがありそんな所もジョンウと似ています。
キム刑事(ウンジュの父/ジョンウの尊敬する刑事)
ウンジュの父で、江南署刑事です。
スヨンの父を逮捕した事でミョンヒとスヨンとも関わりを持つようになり、ミョンヒが押しかけてきた事で一緒に住むようになります。
スヨンを実の娘ウンジュと同じように大切に想い可愛がります。
スヨンが連れて来たジョンウも、戦い方や護身術を教えたり子供達にも愛情深い人です。
ジョンウから自分の父親にはない、温かい人柄や正義感などジョンウから尊敬し慕われています。
スヨンの事件で、正義感から警察を辞めスヨンを捜査している途中で事故に遭います。
ウンジュ(キム刑事の娘)
キム刑事の1人娘で母親は亡くなっており、突然押しかけてきたミョンヒやスヨンに戸惑いながらも受け入れます。
スヨンが連れて来たジョンウの事を好きになります。
行方不明のスヨンを見つけ出すためにある行動を起こします。
しっかり者で父親譲りの正義感が強く優しい女の子です。
チュ・ジョンミョン(ジョンウの先輩刑事で相棒)
ジョンウの事を1番理解し、どんな時も味方で助けてくれる先輩で相棒刑事です。
面白く優しい性格で、ミョンヒやウンジュとも親しく、家にも出入りしています。
班長(ジョンウやチュ刑事の先輩刑事)
キム刑事の後輩で尊敬し慕っていました。
ジョンウをよく叱りますが、いつも温かかく後輩たちを見守る先輩刑事です。
スヨンの事件で何も出来なかった事を後悔していました。
ミラン(ジョンウの継母/テギョンの妻)
テギョンと結婚しジョンウの継母になったが、テギョンの態度からジョンウに優しくできず、いつもジョンに冷たく当たり娘のアルムしか可愛がらない人です。
自己中心的な考えで、わがままな性格でアルムによく指摘されます。
ハン・アルム(ジョンウの異母妹)
ジョンウの異母妹でテギョンとミランの娘と思えないほど、まっすぐな性格で優しい兄のジョンウが大好きな女の子です。
相手がテギョンやミランでも、間違いは間違いとはっきり言える正義感も強く、どこかジョンウに似ています。
ミョンヒやウンジュと親しく、良く家に大好きな兄ジョンウを訪ねて来ます。
チェ班長
キム刑事が慕い尊敬する元先輩プロファイラー刑事です。
スヨンの事件で、協力を求めてキム刑事とジョンウが尋ねた事でジョンウと知り合います。
キム刑事が亡くなった後もスヨンの事件を調べる続けるだけではなく、ジョンウの事も14年間ずっと見守り続けた、厳しくそっけない態度を取りますがとても愛情深い人です。
ジョンウと再会を果たしたことで、事件にプロファイラーとして協力していきます。
ナム・ウイジュン(テギョンの側近/理事)
14年前はテギョンの1番の側近で、ジョンウの面倒も見ていました。
スヨンの事件をきっかけに、テギョンに冷たく扱われていくようになります。
テギョンの言いなりで動きますが、子供の頃から知っているジョンウをいつもどこかで気にして心配しています。
ムン室長(ヨン・ユンジェ)
14年後のテギョンの側近です。
どこか冷たく何を考えているのか分からない性格ですが、テギョンからの信頼は深くいつも側に使えています。
チョン看護師(ミシェル・キム)
ヒョンジュンの叔母でヒョンジュに言われ誘拐事件にも手を貸し、事件発覚後はヒョンジュンとスヨンを連れてフランスへと逃げ、14年後韓国の自宅で亡くります。
ミシェル・キムとして亡くなり、この捜査をジョンウやチュ刑事がした事で、ヒョンジュン・スヨン・ジョンウは再会し事件が動き出していきます。
カン・サンドゥク(誘拐事件の拉致犯)
ジョンウとスヨンを拉致誘拐した犯人です。
スヨンを暴行し殺害したと証言したため、14年間服役していました。
カン・サンチョル(サンドゥクの兄/誘拐犯)
サンドゥクの兄で、ジョンウとスヨンの拉致誘拐に協力します。
14年後カラオケ店の社長になり優雅な生活を送っています。
自分を見張り、度々現れるジョンウに頭を悩ませます。
ソン・ミジョン(江南署の掃除のおばさん)
警察署で掃除をしているおばさんです。
ジョンウの事を気に入っていつも娘婿にすると口癖のように言っています。
ジョンウが事件から外された時も、情報を教え協力しジョンウの頼みを聞いてあげます。
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まとめ
「会いたい」というドラマは登場人物1人1人の個性が強く、欲望・正義感・思いやり・一途さ・憎しみなどそれぞれの性格や感情がよく現れていて、そこも見どころの1つです。
ジョンウとスヨンは、15歳の時に出会い2人がお互いに惹かれ合っていき、バスでのシーンやキム刑事の家に行った時の様子が、本当に可愛くて好きなシーンでした。
14年間の間ずっと捜し続けし、スヨンを想い続けたジョンウの一途さや誰に対しても素直で思いやりがあり、ミョンヒに似てユーモアさもあるジョンウの性格が大好きでした。
誘拐事件が起きた時から、辛く切ないシーンが続く中でミョンヒとジョンウの親子以上の関係や、チュ刑事との相棒関係などホッとできる微笑ましいシーンも多かったです。
ミョンヒとジョンウ・スヨンとジョンウ・チュ刑事とジョンウの場面は、特に実際に見て頂きたいと思う、ほっこりしたり、癒されたり、微笑ましいシーンが多いです。
14年前の事件と起きていく事件のつながりが解明していく所は、ドキドキしたり話が繋がった時は驚きもあり事件が起こり解明するまでも見どころの1つです。
ジョンウとスヨンが再開してから、ヒョンジュンの歪んだ感情がどんどん現れてきて、3人の関係性やどうなってしまうのかなど最後まで目が離せません。
「会いたい」は大人の欲望から、悲しい事件へと展開し沢山の人が巻き込まれていきます。
憎しみの感情の中で、どんなにつらい状況でも人が人を思いやる大切さが描かれています。
事件が解明していく面白さやもあり、家族のような関係・仕事仲間・初恋相手など、周りの人を大切にしたいと改めて思えるドラマです。
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