三銃士 第7話 前回までのあらすじ
武官の資格を失い、都を出る事になってしまったダルヒャン。
だが、キム尚宮の最期の言葉でやり残した事をやり遂げようとしたダルヒャンはミリョンの居場所を突き止めた。
そして、ミリョンにジャジョムの弱みを握ったと世子を連れてくるよう頼まれミリョンの待つセリョン館に足を運んだ世子とダルヒャン。
世子とミリョンが二人きりなり、何かが割れる音で部屋に急いだダルヒャン。
そこには、ミリョンに刺される世子の姿が…
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三銃士 第7話<悲しき初恋>のあらすじ
世子嬪に、キム尚宮が死んだ事が伝えられた。
この事実を伝えに来たのはク内官だった。
キム尚宮は切られ、世子嬪がダルヒャンに宛てた恋文を盗んだのもキム尚宮であることが分かった。
しびれを切らした世子嬪はク内官にからミリョンの事を聞き出した。
最初に世子嬪に選ばれた者だという事も。
死んだはずのミリョンが生きていた事に驚く世子嬪だったが、更に衝撃の事実が分かった。
ミリョンを名乗って居たのは、そこの家の下女であった事も。
その頃、世子とミリョンは二人きりで会っていた。
ミリョンは、自分を慕っていた下男に助けられ、これまでの5年間生きていく術として男に体を売りながら暮らしてきたという。
そして、後金の富豪の妾となり毒針で殺し、遺産を相続したのだ。
ミリョンは世子を小刀で刺した。
駆けつけたダルヒャンを出て行かせ、泣いて痛みの具合を聞くミリョンの涙をそっと手で拭った。
日が暮れた頃、世子がダルヒャンとノスの待つ部屋に上がって来た。
そして、ノスにキム・ジャジョムが報復に来る前に逃げろと言った。
「ミリョンを連れて急いで国境を越え朝鮮には戻るな」と…
ダルヒャンには、「任務は終了した。好きな所へ行け」と。
ダルヒャンは、先生の家に向かうと言う世子の後を静かについて行った。
途中、世子は傷口からの出血により意識を失ってしまった。
ダルヒャンは、世子をチェ・ミンギョルの家に急ぎ運んだ。
医者は、傷口は浅いが出血が酷いと言い、すぐに王宮に知らせるように行ってきた。
ダルヒャンは、世子がミリョンから貰って来たキム・ジャジョムに関する書状をミンギョルに渡し、その事実を知ったスンポとミンソは世子を守るためにと世子に酒をかけ始めた。
ダルヒャンは、王宮に向かうジャジョムの一行を止め、世子の返事だと書状を渡した。
その頃、酔ったふりをして、スンポとミンソはキム・ジャジョムの屋敷に乗り込んだ。
ジャジョムの部屋から賄賂の目録が書かれた原本を探し出しだ。
王様には、世子が外で刺され危険な状態である事が報告された。
ジャジョムは、賄賂の目録がヒャンソンによって表ざたに出た事を知り急いでヒャンソンの隠れ家にやって来た。
そこに、ヒャンソンの姿はなく布団で寝ている世子の姿が。
王様には、世子は賭け事をしていて刺されたと話し、その刺した人物は金持ちの両班である事だけを王様に伝えた。
王様は、すぐに賭博場へ内禁衛の大将を送った。
本件に関わる者は連行せよとの王様の命令によりキム・ジャジョムは連行された。
目を覚ました世子は縄で縛られたダルヒャンを見て「故郷に帰らず何をしている」と。
ダルヒャンはその問に「帰りません。いえ帰れません」と答えた。
世子が騙し手を使ったと言い、完治したらもう一勝負願い出た。
だが、世子は「一生、牢暮らしだ」とダルヒャンに言った。
ダルヒャンは側近の自分を放っておかないはずだと話した。
ミリョンにジャジョム、王様にも自分が世子の側近だと思われている事を話した。
そして、世子は怪我の手当の為に王宮へと帰って行った。
三銃士 第7話<悲しき初恋>を見た感想
キム・ジャジョムの秘密を知るためにミリョンと二人きりで会った世子でしたが、まさか刺されるとは…
やはり、ミリョンは世子を憎んでいたとはいえ、一度愛した人ですから違った憎しみがあったようですね。
世子の為にミリョンは自分が危なくなるのを覚悟で、ジャジョムの秘密を世子に教えたわけですからね。
ただ、ミリョンに刺された傷が致命的だったこともあり、王様に知られずにとはいかなくなってしまった為に、凄く大がかりな事になってしまいました。
もちろん、世子を守れなかった護衛の二人は何らかの処分がありますし。
ダルヒャンも捕まってしまいました。
世子の周りの人間は身動きが取れなくなってしまいますが、この先どのように物語が進んでいくのでしょうか。
読み終わったら