前回までのあらすじ
チャンイン化学とミヨンの広告の試案は無事に終わり、いよいよ本当にお別れになってしまう二人。
ミヨンをフランスに送り出すためにも、意を決して、あの絵(ケットン画)をミヨンに返そうとアトリエに入ってしまうゴン。
そこで、ミヨンの初作品となる絵を見てしまう。
その絵には、一人の男性と思い出の幸福のキャンディーがたくさん描かれていた。
アトリエに忘れ物を取りに来たミヨンがいきなりやってくると、ケットンの絵を抱えているゴンを見て、ヨンジャがゴンだとわかってしまう。
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運命のように君を愛してる 第17話のあらすじ
幸福のキャンディーが描かれた絵をみたゴンは、自分への深い思いが描かれていた絵を見て、呆然とする。
ミヨンは、まさかヨンジャがゴンであったと知ると、「必死であなたを忘れようとしているのに、悪ふざけがひどすぎる」と真剣にゴンを責めたてる。
ミヨンへの思いを悟られまいと、ゴンは「ただの好奇心で個展に行って絵を買っただけだ」と悪びれもせずに話すゴンは、怒ったミヨンに追い出されてしまう。
セラの母がゴンの会社までやって来る。
セラの母から、友人とか曖昧な関係でセラを弄ばないでほしいと諭されたゴンは、もう会うのを止めようと、セラに告げる。
とうとうゴンにフラれてしまったセラは、お隣のダニエルを誘ってビールを飲んで自分の悔やんでいる過去を話しだす。
そこで、ゴンの病気の事を知ってしまうダニエル。
ゴンと再会する度に、心が乱れてしまうミヨンは、予定よりも早くフランスに経とうとする。
アトリエで荷造りをしているミヨンは、ケットンの絵の額縁に挟まっている手紙を見つける。ヨンジャからの手紙だった。
〝この絵のおかげで最も輝いていた瞬間を思い出せて本当に幸せでした″と綴ってあった。
ゴンと顧問弁護士のホン先生が、遺言書の作成をしていると、そこへミヨンが訪ねてくる。
絵の返却金とヨンジャの手紙を持ってきたミヨンは、ゴンの真意を聞きだそうとする。
とぼけてゴンは、仕事が忙しいからとミヨンを突き放す。
セラは、ミヨンを呼び出して、三年前に自分が見せた嘘の離婚合意書の事を告白する。
ミヨンは、三年前ゴンの気持ちが急変してしまったことに、疑問を持ち始める。
とうとうフランスへ経つ日がやってきた。
ふと自分の鞄の中から見知らぬボイスレコーダーを見つける。
弁護士のホン先生から、〝君に関係のない内容だから聞かないように!″というメモがあり、再生してみると、ゴンの遺言書作成時の音声の録音であった。
最後に、ゴンは「自分にミヨンを愛する資格がない」と話していた。
その頃、ゴンはご先祖の位牌のある部屋で、両親の写真の隣にケットンの絵を飾って、話し始める。
「(ミヨンに)会うと嬉しくて、つい犬のようにつきまとってしまう・・だから自分もここを去るよ・・」と失意のどん底のような面持ちのゴン。
空港まで送ってくれているダニエルの隣で、虚ろな目をしているミヨン。
そんなミヨンのために、ダニエルは車をUターンさせてゴンの自宅まで向かう。
ダニエルは、「今去って行ったら、ゴンを一生忘れられない。君に何を隠しているか、確かめるのだ。」といってミヨンを送りだす。
急いでゴンの家に着いたが、ゴンは何処かへ出かけていた。
自宅でゴンを待とうと、懐かしいゴンのプライベート部屋に入るミヨン。
そこには、ベビーベットや産着、ケットンのために購入したベビーグッズが置かれていた。
テーブルには、ミヨンの個展のパンフレットやゴンが記憶喪失になった時のために、自己制作した動画もあった。
三年前、遺伝病を発症したことを言えずに、ミヨンを突き放し、別れを告げた時のゴンの虚ろな表情を思い出すミヨン。
そんな彼に、「ケットンを裏切った」「すべてを放棄した」と何度も彼を責めた自分を、悔やみながら泣きじゃくるミヨンであった。
運命のように君を愛してる 第17話を見た感想
三年前、ゴンは病気のせいで、ミヨンの気持ちに応えらず、何も知らないミヨンは、ゴンと再会しても冷たい態度を取り続ける。
ミヨンに関わりたい一心で、疎まれながらもミヨンを追いかけるゴンは、まるで少年のような気がしました。
仕事で悩むミヨンに、遠まわしにミヨンを少女のように美しいと表現していたゴンですが、ゴンだって一途ですごいと思いました。
ミヨンのためにと、ゴンはこっそり遺言書を作成しますが、ホン先生が言うように、このまま何も知らないでいたら、後々苦しむのはミヨンではないかと思います。
ホン先生が、法を犯しても!?ボイスレコーダーをミヨンに聞かせて本当によかったです。
またダニエルも、ミヨンにもう一度チャンスを与えてあげる心の広さは、本当の神父さんのようでした。
「今去ってしまったら、ゴンを一生忘れられない。君に何を隠しているか、確かめるのだ」と、ミヨンを送り出して言うセリフがほんとにかっこよいと思いました。
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