彼女はキレイだった 前回までのあらすじ
ヘジンとソンジュンは2人で出張に行き、お互いの話をして距離を縮めていく。
ヘジンはこの日、ソンジュンに自分の正体を話すはずだったが、なぜかシニョクが現れ話せず
帰ることに…
会社に戻り、いつも通りの日々が来る。
出張行き、ヘジンとソンジュンの距離が少し縮まった気がしたシニョクはヘジンに気持ちを伝える。
一方でハリもヘジンとソンジュンが2人で出張に行ったことが気になり、ソンジュンからヘジンの話を聞かされる。
ヘジン(ハリ)は「あなたの気持ちが知りたいの。どうして私と会ってるのか…確認したくなったの。私の気持ちは確認したから。」
とヘジン(ハリ)はソンジュンにキスをしてしまう…
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彼女はキレイだった 第8話のあらすじ
後ろからヘジンに抱き着いたシニョク。
ヘジン「離してください」
シニョク「酔っ払いが立ちションしてる。見ないほうがいい」
ヘジン「言われなくてもみません」
と言って2人はその場をはなれる。
ヘジン(ハリ)「幼なじみじゃなくて、これからは恋人になりたいの…私に対するあなたの気持ちを聞かせて」
と言われるがソンジュンは戸惑ってしまう。
ヘジン(ハリ)「ダメってこと?答えられないのはそういうこと?」
シニョクとヘジンは話をする。
シニョク「同居してる友達が自分の分身だと言ってた人?」
ヘジン「そうですが何か?」
シニョク「いや…ちょっと話そう」
シニョク「酔ったジャクソンを送った日に少し話したんだ。相当仲がいいみたいだな」
ヘジン「仲がいいなんてもんじゃありません。母親同士も親友で昔からずっと一緒でした。ハリが親友なのは最高に幸せなことです。親友でも普通は相手の幸せを少し妬むでしょう?でも、私の幸せを私の母のように100%喜んでくれるのがハリなんです。」
シニョク「その友達だけど…何でもない」
と言ってシニョクは何も言えずに帰ってしまった。
ソンジュンとヘジン(ハリ)は思い出の場所に行く。
ソンジュン「中学校の卒業式の日に一緒に見に来よう」
中学校に入ったら来られないからと思い出に壁にソンジュンが2人の落書きをかいた。
ソンジュン「まだ残ってたなんて、覚えてる?」
ヘジン(ハリ)「昔の話はもうやめよう。昔の話じゃなくて、今の話をしたいの。思い出に浸って生きるのは嫌なの。私には今が大切なの。」
ソンジュンは壁に今の2人の姿をかく。
ソンジュン「そうだよな、昔の話はやめて今の話をしよう。今の僕たちの話。」
家に帰り、ヘジンとハリは公園行く。
ヘジン「昔、こんなことを言ってたわよね。母親に捨てられた自分は男にも捨てられるって…だから、本気の恋なんかしないって。その言葉がずっと胸につかえてたの、そんなあんたを本気にさせる男がいたなんて本当にありがたいわ。どんな人なの?すごく気になるわ。」
と言われるがハリは答えられない。
ヘジン「私はあんたの恋を応援する。心の底からね。」
ソンジュンが家に帰るとなぜか部屋の中にシニョクがいた。
ソンジュン「ここで何をしてるんだ?」
シニョク「いい服ばかりだ。1着くださいよ」
ソンジュン「何しにきた?」
シニョク「この前、置いていったパンツを取りに来たんです」
ソンジュン「鍵を返してくれ」
シニョク「遅かったですね、彼女とデートでも?美人らしいですね。だまされてるかも。」
ソンジュン「なんだと?」
シニョク「可能性の話ですよ」
ソンジュン「何が言いたいんだ?」
シニョク「言いたいことはありますが、言う権利があるのか考え中です。」
と言って何も言わずに帰る。
次の日、会社でヘジンが荷物をいっぱい持っているとシニョクがくる。
言い合いをしていると、ヘジンの靴の底がとれてしまう。
シニョク「こんなになるまで履くなんて。
ヘジン「修理すればまだ履けます」
シニョクはケガをするから、おぶされと言うがヘジンは拒んでいると
シニョクがしゃがんだ瞬間、ズボンのお尻の部分がやぶれる。
シニョク「見えないように隠してくれ」
と言いヘジンはおぶさることに。
シニョク「副編集長に打ち明けるってのは変更なしか?」
ヘジン「撮影後に会うつもりです。キム記者が来なければ出張で話せてたのに、お邪魔なんだから」
シニョク「友達に戻りたいのか?それとも恋人に?どっちだ?単に友達に戻りたいのか?それだけ?」
と聞かれるが答えられない。
撮影当日、出来上がった衣装をみんなが写真に撮っていると
女性「SNSに載せよう~」と言う。
ソンジュン「ふざけるな!一体何を考えてるんだ?特集号の発売日は1ヵ月以上先だ。SNSに載せて盗用されたらどうする?」
と怒鳴る。
ヘジンは先輩に言われ、モデルが来るまでの間、衣装を管理しているようまかされる。
だが、他の先輩に車を移動するよう言われてその場をはなれてしまう。
その頃、シニョクはハリのいるホテルに行く。
シニョク「もうやめてくれ、キム・ヘジンのふりをするのは」
ハリ「ヘジンが言ってた同じ部署の記者?」
シニョク「偶然だが知ってしまった以上は黙っていられない。今夜2人は会うぞ。ヘジンはすべて打ち明けるつもりだ。こんなバレ方は君にとっても最悪だろ。3人の傷が最も浅く済む方法は君が話すことだ、頼むよ」
とお願いする。
撮影現場では雨の中、車を移動しにいったヘジンがすごい髪型で戻ってきた。
ハンソル「すごい髪ね」
ヘジン「ひどい天然パーマなので雨が降ると余計に…」
と話しているとソンジュンが振り向く。
ソンジュンは髪型、雨の中の傘になってくれたこと、横断歩道を渡るときのヘジンの癖などを思い出していた。
撮影になり、衣装をきた女優さんが来ると、衣装が破れていることに気づく。
ソンジュン「誰だ?保管担当は誰だ?」
ヘジン「私です。。」
ソンジュン「またか、なぜいつも…君は何だ?誰なんだ?なぜ邪魔ばかりするんだ?」
ヘジン「申し訳ありません。私の不注意のせいです。」
ソンジュン「消えろ。これ以上、僕をイラ立たせるな。消えろ。二度と現れるな。君はクビだ。」
ヘジンを帰すと、ソンジュンのところに女性が…
女性「私のせいなんです。ステキすぎて、着てみたくて…一度だけ着てみたくて…ごめんなさい。」
チャ記者「なんてことしたの?大変なことになったのよ」
ソンジュン「もういい。帰りなさい。みんな帰って」
ヘジンはハリに電話をする。
ヘジン「ハリ。私、ソンジュンにクビにされた。二度と現れるなって消えろって」
ハリ「どういうこと?」
と言ってハリはヘジンの元に行く。
ヘジン「勘違いしてたみたい。出張で親しくなって、ソンジュンが昔と変わっていないと思った。昔の関係に戻れると思った。今日、打ち明けようと思ったけど、クビになっちゃった。彼にとって私は簡単にクビにできる存在なのに勘違いして浮かれてた。本当にバカよね。」
ハリ「ヘジンごめん」
ヘジン「なぜ謝るの?泣き虫なんだから。合格してもクビになっても泣いてくれるのね。もう会わないから悩まなくて済むわ。だから、泣き止んで」
次の日、会社では
プンポ先輩「ヘジン、翻訳を頼む…いないんだった。あいつは翻訳が上手なのに。」
チャ記者「クビなんてやりすぎだわ。ヘジンさんがかわいそう」
ジュヌ「ヘジンさんに会いたい。どうしてるのかな…」
みんなヘジンの心配をしている。
会議では特集号のアイディアをねっていた。
ソンジュン「これで特集号だと?ほかにアイディアはないのか?ないなら僕が…」
シニョク「童話は?」
ソンジュン「ありきたりだ、特集号で二番煎じを?」
シニョク「二番煎じではありません。周辺人物にスポットを当てます。」
チャ記者「どういうこと?」
シニョク「童話に出てくる悪い魔女にスポットを当てるとか発想の転換です。脇役を前面に出す。」
アルム「新鮮ね。"シンデレラ"だって意地悪な姉たちの話も聞いてみたくない?」
プンポ先輩「そういえば…"眠れる森の美女"も変だ。寝てる時、見知らぬ男に唇を奪われたんだぞ。ふつう、蹴飛ばすだろ。」
ジュヌ「主人公を別の角度から分析するのは?例えば、7人の小人を射止めた白雪姫のセクシーさとか」
チャ記者「ホットパンツをはいた白雪姫は?」
プンポ先輩「似合ってたら面白い」
チャ記者「いかがですか?」
ソンジュン「童話に限定しなくていい。見方次第で世界は違って見える。コンセプトは"脇役だって主役になれる"チームごとに話を詰めてくれ。」
会議が終わるとシニョクはソンジュンのオフィスに行き、一冊の本を渡す。
ソンジュン「何だ?」
シニョク「見てください。」
その本を開くと"キム・ヘジン、拾ってくれたら幸せが訪れますよ"
ソンジュン「見たぞ。どうしろと?」
もう1枚めくると"私だって主人公を"と書いてあった。
シニョク「さっきの企画を考えたのはヘジンさんです。進めるなら彼女を呼び戻すべきです。」
ソンジュン「拒否されたと聞いたぞ」
シニョク「チャ先輩が言ったからです。クビにした張本人が言えば来るかもしれませんよ」
ソンジュン「だから謝って呼び戻せと?そんな会社がこの世の一体どこにあるんだ?この案は白紙に戻す。」
シニョク「どうしたんですか?理性的な人なのにヘジンさんのことになると感情的になる、彼女が好きなんですか?」
ソンジュン「キム記者」
シニョク「1つだけ聞きます。あの日、ミスしたのが別の人間でもクビにまでしましたか?」
ソンジュン「そんな話なら出ていけ」
シニョク「答えてください。ヘジンさんのことが好きなのでは?思考と感情が一致しない時、人はためらうと最近聞きました。ためらってますよね。」
ソンジュン「いい加減にしろ。じゃあ君は?なぜ彼女に構う?」
シニョク「好きなんです。僕はヘジンさんが好きです…答えましたよ。」
シニョクはヘジンに会いに家に行く。
ヘジンに会うと
シニョク「機嫌を直して戻って来いよ、みんな待ってる」
ヘジン「嫌です。未練はありません。職探しがあるので失礼します。」
シニョク「職探し?ちょうどよかった。今日1日俺を手伝え。キム・ヘジンさんは出版社で働いた経験が?合格です。」
ヘジン「冗談はやめてください」
シニョク「"キム・シニョクの願い事を3つ聞くと誓います"2つ目を使う。俺を手伝え。」
ヘジン「ザ・モストとはもう関わりたくないんです。」
シニョク「日給ははずむぞ」
ヘジン「いくら?」
ということでシニョクの手伝いをすることにするヘジン。
色々な風景の写真を撮るシニョクのアシスタントをするヘジン。
シニョク「知ってるか?この階段を片足ケンケンで転ばずに下りられたら願いがかなう」
ヘジン「本当ですか?信じません」
シニョク「ジャクソンは就職したいんだろ?ネットでも話題なのに知らないのか?」
と言われて
ヘジン「就職させて、私に職をください」
と言いながら階段を下りる。
そうするとすれ違う人に冷たい目で見られる、その姿を笑いながら写真をとるシニョク。
ヘジン「騙したわねー」といっておいかける。
シニョクはヘジンを綺麗な花畑の見える場所につれていく…
そこで記念に変な顔の写真を撮りながらヘジンを笑顔にする。
ヘジン「ソンジュンと友達に戻りたいかと聞きましたよね、違ってたみたいです。ソンジュンのことを男として見てました。外からは中が見えなくて、中からは外が見えるマジックミラーがありますよね?私たちの間には常にマジックミラーがあったんです。
私からは彼が見えるのに彼からは私が見えない。ある時は気づかれたくないと思い、またある時は気づいてほしかった。だから、つらかったんだと思います。編集部で頑張れたのはキム記者のおかげです。今日だって慰めに来てくれたんでしょう?感謝してます、心から。」
シニョク「なら俺と付き合おう。」
ヘジン「また冗談を…今の発言は取り消します」
その夜、ヘジンは管理部の部長と会う。
部長「就職先が見つかった。私の友人が経営してるなかなかの会社だ。私が推薦すれば絶対に入れる、君は仕事ができるしな。」
ヘジン「本当に?」
部長「本当に決まってるじゃないか、私に感謝しなさい」
ヘジン「部長、ありがとうございます。本当にありがたいです。」
その帰り道、ソンジュンがヘジンを見つけ後をつける。
後をつけていくと公園に…
話しかけようとするがなかなか話がかけられない。
ヘジンにバレそうになるので隠れるように滑り台から落ちると
目の前にヘジンが…
ヘジン「副編集長?」
ソンジュン「月がきれいだ。やあ、久しぶり」
ソンジュン「君のアイデアを特集号で使わせてほしい。戻ってきてくれないか?」
ヘジン「いいえ、お断りします。でも、そのアイデアは使ってください。」
ソンジュン「あの日は…イラ立ってたんだ。言いすぎた、すまなかった。僕たちと一緒に特集号を作ろう。」
ヘジン「いいえ、副編集長がいるから戻りたくないんです。実は、副編集長と働くと息が詰まるんです。管理部の部長の紹介で再就職も決まったんです。でも、わざわざ来てくださってありがとうございました。」
次の日、ヘジンは部長に電話をする。
ヘジン「部長、まだ先方から連絡が来ないんですが…」
部長「それは…どう説明すればいいか…ダメだった。」
ヘジン「え?絶対に入れるんじゃ?」
部長「世の中には例外もあるんだ。」
と言われ電話を切られてしまう。
ヘジンは昨夜のソンジュンの言葉を思い出すが…
ヘジン「私にもプライドがあるわ」
改めて職探しをすることにする。
ヘジンは実家に帰り父親を驚かせようと隠れる。
男性「キムさん、頼んでたチラシは?」
父親「急に機械が壊れちゃったんだ。」
男性「また?これで何度目だよ。」
父親「すまない、すぐに修理して明日には納品するよ」
男性「あんなボロは捨てて、大企業で働く娘に新しいのを買ってもらえよ。」
父親「明日には納品するよ」
ヘジンは父親の姿をみて、自分が情けなく感じた。
"主人を求めて泣いている、かわいそうじゃないか"
とヘジンの机の上に置いてあった玉ねぎの写真が送られてくる。
会社では…電話が鳴っている。
"ザ・モスト編集部、キム・ヘジンです"
そこには今までとは別人になったヘジンの姿があった…
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彼女はキレイだった 第8話を見た感想
ついに、シニョクにハリとヘジンの関係がバレますね~
ヘジンのためにハリに本当の事を話してほしいというなんて、なんかシニョクいい男っすぎます!
一方で、ヘジンは悪くないのにソンジュンにクビにされて、それでもハリはソンジュンに言い寄るなんて、ちょっと悪女ですね~
でも、最後にヘジンの変わり果てた姿にキレイすぎてびっくりでした!
もしかして、ついにソンジュンにバレるのか!?
次回が楽しみです。