三銃士 第4話 前回までのあらすじ
無事、任官式を終えたダルヒャンの元に世子がやってきた。
世子はダルヒャンに秘密の任務を命じたのだ。
迎接都監としてヨンゴルテの護衛をし、一緒に来るであろうミリョンを捕らえることだった。
ミリョンが自害したのは世子の命令であった事も分かった。
だが、自害したはずのミリョンが生きていたのだ。
世子とダルヒャンだけの秘密の任務が始まった。
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三銃士 第4話<謎の女>のあらすじ
今回、ダルヒャンに与えられた任務は世子が信頼して任せたものではなかった。
信頼に値するか確かめるためだったのだ。
その頃、世子嬪の元に子供が出来ない娘を心配して母が訪ねてきていた。
そして、子に恵まれると言うお札を持ってきたのだ。
そのお札は、二人の枕元に忍ばせる物だった。
ユンソは、世子が出かけている隙を狙い部屋に入ったが、すぐに世子が帰ってきてしまった。
ユンソは正直にお札の話をしたが、世子から返って来た言葉は…
“女に興味がない“”女が嫌い“と言う言葉だったのだ。
お札を持ち部屋に戻ったユンソは、ダルヒャンへ宛てた手紙が無くなっていることに気づいた。
迎接都監の最初の仕事の日、スンポがパンセを連れてダルヒャンの元へやって来た。
そこで、世子について聞き出そうとしたが何も知ることが出来なかった。
そして、ヨンゴルテ率いる使節団を迎える時が来た。
やはり、そこにはミリョンの姿もあった。
宮中では、ヨンゴルテとの接見を止めよと広場に官吏達が集っていた。
それは、ヨンゴルテが持参した国書に後金王自らが皇帝だと称していた為だった。
官吏達は、国書を燃やしヨンゴルテの首をはねるべきだと広場で叫んでいた。
会議中の臣下達も、ヨンゴルテの首をはねるべきだと陛下に進言した。
だが、チェ・ミョンギルは首をはねることに反対した。
ミョンギルの話を聞いた陛下も、ミョンギルの意見に賛同した。
そして、陛下はヨンゴルテとの接見をする為の宴の準備をするよう指示を出した。
だが、ヨンゴルテは陛下自ら出向いて来いと言っていたのだ。
それを聞いた臣下達は、接見を取り消すべきだと強く抗議した。
陛下は頭を抱え、会議を一時中断し世子を残し臣下達を解散させた。
残った世子は、陛下に助言した。
選択の問題だと…最悪を逃れる為に冷静な判断をと。
それを聞いた陛下は、ヨンゴルテの元へ出向く決意を固めた。
陛下がヨンゴルテの元へ向かうことは、すぐにヨンゴルテの耳にも入った。
ヨンゴルテは使者が待つ別の部屋へと移動した。
そして、ヨンゴルテの部屋に忍んでいたダルヒャンは、ヨンゴルテが部屋を出たのを確認し机に上がっていたヨンゴルテの日記を手にした。
そこには、ミリョンの事が書かれていた。
ミリョンは、ヨンゴルテに“ヒャンソン”と名乗っていた。
そして、宮中に入るためにヒャンソンはマブデの側室として入宮していることが分かった。
ダルヒャンは、ヒャンソンの部屋へ向かった。
正体がバレてしまっていた為、正面から入って行った。
ヒャンソンは待っていたと話し、着替えのために奥へ下がって行った。
その時、机に上がっていた書状が目に入った。
それは、ユンソがダルヒャンに宛てた恋文だったのだ。
その頃、ユンソは部屋中、ダルヒャンに宛てた恋文を捜していた。
ダルヒャンは、何故ヒャンソンの手元にこの恋文があるか驚いていた時。
後ろからヒャンソンに毒針を刺されてしまった。
毒が回り始めるダルヒャンに、自分と同じだと話すヒャンソン。
ユンソとダルヒャンについて調べていたのだ。
そして、世子に尽くしても意味がない。
自分のように傷つくだけだと言い、毒が回り動けなくなったダルヒャンを置いて部屋を出て行った。
朝鮮人の女官の格好をして。
毒が抜け始め目を覚ましたダルヒャン。
隣には、毒針を刺され死んだ女官の姿があった。
ダルヒャンは、女官に刺さっていた毒針を持ちヒャンソンの姿を捜すが、そこには誰もいなかった。
その時、マブデが部屋に戻ってきてしまった。
とっさに、窓から飛び降りたダルヒャンだった。
その頃、宴の準備が着々と進んでいた。
ヒャンソンが逃げたことはすぐにヨンゴルテにも伝えられた。
そして、ヨンゴルテの元に陛下と世子が到着した。
ダルヒャンは、高い所から飛び降り気を失っていたダルヒャンは目を覚ました。
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三銃士 第4話<謎の女>を見た感想
世子からの任務の為に、ヨンゴルテの部屋に忍び込んでいたダルヒャン。
ヨンゴルテに日記からミリョンの居場所を突き止め出向きましたがミリョンはダルヒャンが来ることを分かっていたようですね。
ダルヒャンに宛てたユンソの恋文。
ユンソがなくしたあの恋文は、ミリョンの手元にあったんですね。
ダルヒャンもその恋文を見て驚いていましたが、ミリョンは同じ境遇のダルヒャンに助言までしていました。
想っていた人に裏切られた2人ですからね。
ダルヒャンの場合は、仕方のない事ですが、ミリョンが何故世子に自害するよう言われたのかは、まだはっきりと話が見えてきていません。
ですが、ミリョンの世子に対する恨みは相当なものだと思います。
女官の格好に変装したミリョンですが、これから何をしようというのでしょう。
三銃士 第9話 前回までのあらすじ
牢から出たダルヒャンは、その日からヨンゴルテ率いる使節団の護衛として働き始めました。
一方、世継ぎが出来るまで監視と謹慎を言い渡された世子は、世子嬪の部屋を訪ねた時に、世子嬪が自分とミリョンの関係を知った事を知ることになりました。
そして、世子嬪は廃妃にして欲しいと世子に願い入れたのです。
その頃、病に倒れたミリョンの元にキム・ジャジョムが「お前を世子嬪にしてやる」と近づいていた。
三銃士 第9話<陰謀>のあらすじ
5年も世継ぎを産めていないと世子嬪は自分を捨てるよう世子にお願いしていた。
「自分を好いてくれる人と人間らしく過ごしたい」と。
そして、目の前にあった酒を全て飲み酔った世子嬪は外に出て王様に会い廃妃にしてほしいと頼みに行くと騒ぎだした。
世子は騒ぎを聞きつけ、酔った世子嬪を部屋へ連れ戻した。
朝目覚めた世子嬪は昨夜自分がした失態を悔やんだ。
世子は文を残し王様の目から離れる為にと温泉に発った後だった。
文には「そなたは何も悪くない。これは私の問題が。だが心が思うようにならん。ミリョンは我が人生 最大の矛盾だ。」と。
「しばらく離れて考えたい」と書き残されていた。
その頃、使節団はキム・ジャジョムの赴任地の安州についた。
ジャジョムの元には、お供している武官たちの名簿が手に渡っていた。
ダルヒャンが居ることも知っていたのだ。
そこでジャジョムは“同士討ち”を思いついた。
ダルヒャンは、ヨンゴルテに署名をもらう為に部屋へと訪ねた。
そこで、ダルヒャンが持っていた世子の刀に目が行ったヨンゴルテが「剣術を教えてやる」と言い宴の後でダルヒャンに剣術を教えることを約束した。
宴が始まり、ダルヒャンは門番として外に立った。
この日、ジャジョムとヨンゴルテは初めて顔を合わせた。
その時、ヨンゴルテの元に尋ね人が来ているとヨンゴルテは席を立ち部屋へ向かった。
ヒャンソンだったのだ。
部屋に入り、机に置かれていた酒を飲みヒャンソンを部屋へ入れた。
ジャジョムの使いとして来たと言うヒャンソン。
そして使いの内容が「幻覚剤を飲ませろと命じられました。」と。
幻覚剤の効いてきたヨンゴルテに「ダルヒャンの正体を教えてあげる」と…
ヒャンソンが部屋を出るなり、ヨンゴルテはダルヒャンを部屋に呼ぶよう命じた。
ヨンゴルテの呼び出しを聞き約束の時ではない事を不思議に思いながらヨンゴルテの部屋へ向かった。
部屋に入るなりヨンゴルテはダルヒャン向かって刀を向けた。
刀を交わすうちに、ヨンゴルテの異変に気付いたダルヒャンだったが、正気を失っていたヨンゴルテはダルヒャンに一撃を食らわせた。
ヨンゴルテの顔に血吹雪がついた。
門の外で酒を飲んでいたパンセがスンポとミンソに気づいた。
パンセに「変わりはないか」と聞き中へと入って行った。
すると、悲鳴が聞こえて来た。
二人は急いでヨンゴルテの部屋へ向かうが「殺人が起きた 入れぬ」と。
押しのけて入ると首の無い死体が横たわっていた。
その死体は…ダルヒャンだった。
この事件の5日前。
療養にと王宮を出ていた世子の元に王様の呼び出しがあり王宮へ。
そこで、世子嬪とヨンゴルテの噂話がある事を耳にした。
世子嬪がヨンゴルテと寺で会っていたと。
そして、世子嬪が別れ際に世子の母の形見のかんざしを渡したと言う。
王様は確かめる為に、世子嬪にかんざしを持ってくるよう言っていたのだ。
その頃、世子嬪はかんざし探しをしていた。
王様からの噂話を聞き、世子が世子嬪の元にやって来た。
かんざしを無くしたこと知ると、ク内管にスンポとミンソを捜すよう命じ世子嬪を連れ出した。
世子嬪には「なくしたと言えばすぐに廃妃となる」と言い今回だけはうまくごまかすよう命じた。
だが、王様は世子嬪が修理に出していると言う言葉に疑いを持っていた。
スンポとミンソは世子からの書状を受け取り、王様つきのキム内官より先に安州に着きかんざしを取り戻すよう命じられた。
だが、着いたその日殺人が起こり…その人物はダルヒャンだった。
ダルヒャンの胸には世子からの密書が入っていて、ヨンゴルテの部屋からはかんざしが発見された。
世子にもダルヒャンの死が伝えられた。
幻覚剤を飲まされダルヒャンの首は飛び、かんざしは奪われたと…
世子は療養に行くと見せかけ安州へ行くことにした。
ヨンゴルテは極刑を言い渡され、殺人現場にはノスの姿が…
ノスは、刀を床下に突き刺し始めた。
床下にはダルヒャンが居た。
三銃士 第9話<陰謀>を見た感想
一か月の牢暮らしを終え、ダルヒャン・スンポ・ミンソの刑罰は免れたもののダルヒャンはすぐに任務に就くことになったが、まさかのヨンゴルテの護衛。
何かありそうな予感は的中し、キム・ジャジョムの赴任先への停泊。
ダルヒャンとヨンゴルテが来ることを分かっていたジャジョムにはチャンス到来ですね。
一方、世子も世継ぎが出来るまでの謹慎を言い渡されてしまいましたが、これは終わりが来るのでしょうか?
女に興味の無い世子と世継ぎなんて…世子嬪ユンソが可哀そうです。
世子嬪も、世子の過去を知ってしまい自分には何もできない無力感を味淡い自暴自棄になってしまいましたね。
廃妃になり、自分の身を望んだ訳ですが世子はそれを阻止しました。
女に興味の無い世子なのにどうして止めたのでしょう。
そして、ミリョンの過去を知ったジャジョムはミリョンをうまく使いヨンゴルテに幻覚剤を飲ませダルヒャンとヨンゴルテを戦わせました。
まさかの、ダルヒャンの首が飛びヨンゴルテは何も覚えてない…
なす術無しで、ヨンゴルテは極刑をくらい世子の書状により駆けつけたスンポとミンソも官職を奪われた身では何も出来ない。
だが、そんな中ダルヒャンが生きていたという事実が最後に発覚しました。
まだ誰も知らず、そしてヨンゴルテの刑の執行も始まってしまいました。
ヨンゴルテはこのまま殺されてしまうのでしょうか。
読み終わったら