彼女はキレイだった 第10話 前回までのあらすじ
ヘジンは生まれ変わるために今までとは別人のような綺麗な女性に変身をする。
ソンジュンとも話をし、戻ってきたお祝いに社員証入れをもらい歓迎してもらう。
一方で、シニョクは変わったヘジンが面白くなく、ソンジュンと同じようにお祝いでバッグを渡し、ソンジュンより上だと言い聞かせる。
ヘジンはチャ記者に童話のコラムを書いてみないか?と言われ、最初は断るがソンジュンに勇気をもらい、記事を書くことを決心する。
初めての童話のコラムの取材に行く日、間違えて故障している車に乗って行ってしまったヘジン。
ソンジュンはその話を聞き、慌ててヘジンを探しに行き、ヘジンを見つけるなり抱きしめるのだった…
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彼女はキレイだった 第10話のあらすじ
ヘジンは自分の車から煙が出てるのにも気づかずに呑気に車を走らせていた…
ヘジン「すごい夜霧ね」
すると変なにおいが…
ヘジン「霧じゃないわ、煙よ…どうしちゃったの?」
と慌てて車を停める。
ヘジンはく車を直すのに外を歩いていると怒鳴っているソンジュンを見つける。
ヘジン「副編集長?」
とソンジュンがヘジンを抱きしめる。
ソンジュン「何してるんだ?故障車に乗るなんて…なんて危ないことを」
ヘジン「故障車?副編集長こそ、こんな雨の中運転してきたんですか?本当に大丈夫だったんですか?大雨の中こんな遠くまで…」
ソンジュン「気づかなかった…雨に気づかなかった」
そして、ヘジンは迎えに来たソンジュンに家まで送ってもらった。
"秘めた真実を明かそうとする時、人はためらってしまう。その長いためらいはいつしか真実を明かす勇気さえ奪ってしまう"
ヘジンはソンジュンに真実を話そうと思いおいかける。
すると…ソンジュン「ヘジン」
"そして真実は時にウソよりも私たちを苦しめる"
ヘジンはソンジュンとハリが一緒にいるところを見てしまう。
ヘジン(ハリ)「何かあったの?大丈夫だったの?」
ソンジュン「約束を破ってごめん…また約束を守れなかった」
ヘジン(ハリ)「どうしたの?何かあったの?」
ソンジュン「ごめん…本当にすまない。今夜は休ませてくれないか?」
ヘジン(ハリ)「わかった、疲れてるみたいね。ゆっくり休んで」
"僕は今以上に君を傷つけるかもしれない本当にすまない。不安にはさせないという約束を守れないかもしれない"
ヘジンは帰りながら、思い返すとハリの行動が少し変だったことに気づいた。
バスに乗って帰ったがボーっとしていると終点まできてしまった。
するとシニョクから電話が…
シニョク「ジャクソン、今どこに?」
ヘジン「わかりません。ここがどこかも何が何だかも全然わかりません」
と話すとシニョクはヘジンを迎えに行く。
シニョク「こんなところで何してるんだ?」
ヘジン「キム記者…なぜ、こんなことが起こるんでしょうか?」
シニョク「どうするんだ?友達を問い詰める?副編集長に打ち明けるか?」
ヘジン「いいえ。今は待とうと思います。自分から話すまで…待ってくれとハリに言われたんです。何かわけがあったはず、私が彼にウソをついたのと同じでハリにも何かわけがあったはずなんです。そうにきまってる…」
シニョク「その友達は幸せ者だな…だって普通なら、一体どういうつもり?それでも友達なの?ひどすぎるわ!こうなるだろ?お前みたいに信じてくれる友達がいて羨ましい。幸せ者だ。」
ヘジン「ほかの誰でもなくハリだから…私の友達のハリだから…」
と言いシニョクに家まで送ってもらう。
ヘジン「おかげで無事に帰ってこられました。感謝してます。私も幸せ者ですよ。」
シニョク「どういう意味か分からないな」
ヘジン「私にも話を聞いてくれるキム記者のような友達がいます。だから私も幸せ者です」
シニョク「ジャクソン、副編集長といい仲に?」
ヘジン「そうなりたいです、私がソンジュンが好きです。ソンジュンも同じ気持ちみたいです」
シニョク「そうか…ファイト!」
ヘジンが家に帰るとハリがヘジンの靴を直していた。
ヘジン「何を?」
ハリ「靴の底が抜けてたから、どうせ捨てないんでしょ?直してあげようと思って」
と直すがなかなかうまくいかない…
ハリ「ダメだわ、もう新しく買わないとダメね。私が買ってあげるわ」
ヘジン「分かった…そうして」
ハリ「どうしたの?いつもは断るのに」
ヘジン「あんたは親友でしょ?そうして」
ハリ「素直でよろしい、一緒に買いに行こう」
ヘジン「うん、わかった。待ってるわ」
ハリ「どうしたのよ、大げさなんだから」
ソンジュンは家で写真を見ている…
ソンジュン「今日が初めてだ、雨の日に事故を思い出さなかった…母さん」
次の日、カフェの前でヘジンとソンジュンは偶然会う。
ソンジュン「早いな、コーヒーをおごるよ」
ヘジン「家で飲んだので結構です」
ソンジュン「また飲んで」
と言って無理やりカフェに連れていく。
ソンジュン「ここで飲んで行こう」
と逃げそうなヘジンをひきとめる。
ソンジュン「昨日は眠れた?」
ヘジン「はい」
ソンジュン「僕は君を思い出して眠れなかった」
と言うと…ヘジンはふきだしてしまう。
外を見るとシニョクがいたので
ヘジン「キム記者に用があるので失礼します」
と言ってソンジュンを置いていってしまう。
ヘジン「キム記者」
シニョク「どうした?」
ヘジン「話してるフリをしてください」
シニョク「え?どうして?」
ヘジン「ソンジュンがいるから振り返らないで」
シニョク「それで?」
ヘジン「何を話せばいいかも分からないし、気まづくて…」
シニョク「それで演技を?」
ヘジン「はい」
シニョク「それでどうなったの?本当に?おめでとう」
と言って演技をしながら会社に向かった。
会社では会議の間、ソンジュンはずっとヘジンを見ていた。
会議が終わると…
ソンジュン「ヘジンさん」
ヘジン「はい」
ソンジュン「議事録を僕の部屋に持ってきて」
とお願いする。
ヘジンはソンジュンの部屋に議事録を持っていく…
すると、昨夜の抱きしめられた記憶がループする。
ソンジュン「どうした?首を振ってる」
ヘジン「え?いいえ。では」
と議事録を置いて行こうとすると
ソンジュン「見終わるまでいてくれ、間違いがあるかも」
と言われ目の前で座って待つことに…
ソンジュン「イスが低すぎないか?」
ヘジン「お構いなく座りやすいですよ」
ソンジュン「君がよくてもこっちは気になるんだよ」
とヘジンのイスを高くする。
ソンジュン「昨日は…」
ヘジン「大変!キム記者に用事を頼まれてたんです。何かあればあとでお知らせください」
と慌てて部屋を出ていく。
編集部では
アルム「テンのSNSが更新されてる。
"3週間後に新刊を発表します。題名は「メモリー」"
と人気作家のテンの話題で盛り上がっている。
シニョク「題名が"メモリー"?もしかしてUSBが主人公か?」
チャ記者「まったく…」
テンはシニョクに評論をお願いしたいと言っていると言われ
シニョク「気が進まないな、有名すぎる作家の評論は面白く書けない。新人を紹介するのが楽しいんだ」
アルム「また贅沢なことを言って…」
チャ記者「テンって一体何者なの?」
と今度はテンの正体の話で盛り上がっていた。
編集部のみんなでご飯を食べに行くことになりヘジンがシニョクに電話をすると
「患者さんは今、消毒中です」
ヘジン「え?患者?そちらは?病院?」
とシニョクが病院にいると知る。
ヘジンは慌ててシニョクのところに行く
ヘジン「キム記者、ケガでもしたんですか?」
シニョク「たいしたことないメシにしよう」
ヘジン「どこをケガしたんですか?」
シニョク「腹が減ってるんだ早く行こう」
ヘジン「お昼に病院なんてひどいケガなんじゃ?」
と心配するがシニョクは答えなかった…
ヘジンとシニョクはご飯を食べに行きその帰りにヘジンは聞く
ヘジン「どうしてケガを?」
シニョク「バイクで転んだだけだ」
ヘジン「本当に?前から危ないと思ってました。ください!」
シニョク「何を?」
ヘジン「バイクの鍵ですよ!危険だから没収します。」
シニョク「俺と付き合う?」
ヘジン「え?」
シニョク「違うなら人をときめかせるな」
ヘジン「またふざけて…私は真剣なんです」
シニョク「俺もだ」
会社に戻るとソンジュンが会議に着ていくスーツを置いていってしまい編集長に家に届けるよう頼まれる。
ソンジュンのマンションに行きロビーの人に
ヘジン「これを502号室の方に女子社員からだと言って渡してください。名前はハン・ソルです」
ソンジュン「改名でも?」
ヘジン「編集長からの預かり物です」
と渡して帰ろうとすると…
ソンジュン「お茶でもどう?」
ヘジン「いえ、結構です」
ソンジュン「僕といるのが気まずい?」
ヘジン「まさか…」
ソンジュン「僕とはお茶も嫌?」
ヘジン「そういうわけじゃ…」
と言ってソンジュンの部屋でお茶することに…
ソンジュン「夜だから薄くした」
とコーヒーを入れてもらうが、それを一気に飲もうとするヘジン
ソンジュン「熱かっただろ?」
ヘジン「平気です、食道が丈夫なので」
と言って帰ろうとすると…
ソンジュン「話がある。昨日は…」
ヘジン「わかってます。編集部の仲間だから来てくれたんですよね?」
ソンジュン「違う。仲間より特別な存在だ。最初は君が目障りだった…でもいつからか君と一緒にいるのが楽しくなった。誰かに対して罪を作る気がして…わざと嫌おうとしたけど、昨日はっきりした。もう自分の気持ちを否定できない…君が気になるんだ…すごく」
ヘジンはどうようしてしまいコーヒーをこぼし何も答えられなくなってしまう。
ソンジュン「困らせてごめん、別に何も望んでない。ただ気持ちを伝えたかった。最初は君が知り合いと重なって気になり始めた。どうしてなのか…昔からの知り合いのような気もした、君の前では不思議なほど素直になれた、無意識に自分をさらけ出せてもっと話を聞いてほしくなった」
と言われヘジンは涙ぐむ…
ソンジュン「どうした?失礼なことを言ったかな?」
ヘジン「いいえ、目にゴミが…失礼します」
といい1人で帰ってしまう。
するとソンジュンの家にシニョクが訪ねてくる…
ソンジュン「何の用だ?」
シニョク「さあ?僕にも分かりません、というのは冗談でビールを飲もうかと買っておいたんです」
ソンジュン「君は何だ?彼女の保護者か?なぜ付きまとう?」
シニョク「兄貴分だから保護者とも言えるかな…そっちは?何なんですか?危ない時に駆けつけるナイト様?格好よかったですよ。映画かと思った」
ソンジュン「僕ならこんな時に冗談は言わないぞ、怖いのか?」
と言われシニョクは答えられずに帰る。
シニョクがコンビニにいるとハリがくる
ハリ「今日も浮いてますね」
シニョク「お節介は俺の趣味じゃないが今回までは特別だ、ヘジンが気づいたぞ」
とシニョクに言われるハリ…
ハリが家に帰るとリビングにヘジンがいた。
ハリ「何してるの?」
ヘジン「別に…ご飯は?」
ハリ「食べたわ、もう夜中よ。ヘジン、明日になればすべて元どおりになるから…明日まで待ってあと1日だけ。そうしたらすべて元どおりになるから、ありがとう待ってくれて…打ち明ける機会をくれてありがとう」
次の日、ヘジンはコラムの取材に行った後に、ルノワール展に行く。
すると、偶然ソンジュンがいた…
ソンジュン「あれ?絵を見に来たの?」
ヘジン「はい、この前のポスターを思い出して」
ソンジュン「初めての取材は無事に終わった?」
ヘジン「何とか、頑張って記事にします」
一緒に絵を見て回り、帰ることに
ソンジュン「家に帰るなら方向が同じだ途中まで送るよ」
ヘジン「大丈夫です。書店に寄ってから会社に戻ります。取材した内容を整理したいので」
ソンジュン「じゃあ、月曜日に」
ヘジン「副編集長、明日会いましょう」
ソンジュン「明日?明日は日曜日だ、出社しないぞ」
ヘジン「それでも、明日会いましょう」
ヘジンが会社に戻るとプンポ先輩が…
ヘジン「出張はどうでした?」
プンポ先輩「リゾート地なのに歩き回ってヘトヘトだよ。土曜日なのにどうした?」
ヘジン「取材に行ってきた帰りなんです」
プンポ先輩「延期した童話作家さんの取材か、事故に遭ったと思ってみんな心配したんだぞ。シニョクが駆けつけたからよかったものの、散々恩着せがましくされたんじゃないか?」
ヘジン「キム記者が駆けつけたって…どこに?」
プンポ先輩「お前を迎えに行っただろ?大急ぎで出て行ったぞ会ってなかったのか?」
と言われヘジンはケガの事を思い出しシニョクを探しに行く。
ヘジン「キム記者」
シニョク「どうした?土曜日に仕事か?」
ヘジン「あの日、私を迎えに?」
シニョク「何の話か分からないな」
ヘジン「取材の日です。来てたんでしょう?その途中でバイク事故を?私を迎えに来る途中で?」
シニョクは言葉につまってしまう…
ソンジュンはヘジン(ハリ)と会う約束をしていた…
ソンジュン「会議が早く終わったんだ、今から行く。どこだ?」
ヘジン(ハリ)「仕事でまだ外なの時間までには行くわ」
と電話をきる。
ヘジン「答えてください、私のせいでケガを?」
シニョク「そうだ、お前のせいでケガした。気が重いか?そうだろうな、それでいいんだ…俺もお前が気にかける男になりたい。さてと…最後の願い事を今言うぞ、俺の行動を許せ」
と言いヘジンを抱きしめた。
シニョク「お前と友達にはならない…絶対にな」
ハリは仕事を終え、携帯を気にしていると
「ミン・ハリさん」
と呼ばれ振り向くと…ソンジュンがいた。
ソンジュン「ミン・ハリ。君は誰だ?」
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彼女はキレイだった 第10話を見た感想
ヘジンにハリとソンジュンの関係がバレてしまいましたね~
でも、それ以前に抱きしめられてからのヘジンのソンジュンへの態度が何とも可愛らしいです!
自分より、ソンジュンを思っているヘジンが面白くなく、ソンジュンとハリの関係がヘジンに気づかれたとハリに話してしまうシニョクも悪い奴ですね~
ですが、ついにソンジュンはヘジンに自分の気持ちを話し、ヘジンはどんな気持ちでいるのか、ハリの事をあるし悩むところですね!
ヘジンの事を助けに行こうとしてケガをしてしまったシニョク、ずっと初恋の相手だったソンジュン、果たしてヘジンはどちらをとるのか!?
次回の物語も楽しみです!