前回までのあらすじ
父親を亡くし、悲しむウンビが気になるチスは、ウンビをなんとか慰めたいと思います。
しかし、『慰め』方がわからないチスは、良かれと思い2倍の弔慰金を渡そうとしたことでまたもウンビに殴られます。
なぜ、ウンビに1度ならず2度も殴られたのか、理解に苦しむチスは、さらに
ウンビの事が気になり、彼女を追い回します。
チスを殴り、自ら高校を辞めたウンビは、家庭教師で生計を立てようとビラ貼りの途中で不良高校生とトラブルになり、チスに助けられます。
しかし、ウンビは、助けたチスに向かい「人にしていい事と悪い事の区別がついていない!」と諭すのでしたが…
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イケメンラーメン店 第5話のあらすじ
いつものように、眼覚めたウンビは、リビングで風呂上がりのガンヒョクと遭遇します。
そして、ウンビの父、チョンドンが、ガンヒョクに自宅を譲り、ウンビもやるから嫁にしろと、残した遺書を見せられ呆然とします。
そんなウンビの目に床で砕けた玉ねぎが目に入ります。
その玉ねぎを見たガンヒョクが、ウンビが失くした家の鍵をチスが届けに来たことを告げます。
それが意外に思えたウンビは、「チスはそんな親切な事をする子じゃない!」とチスの行動に困惑するのでした。
一方、ガンヒョクに「おまえには、玉ねぎにもある匂いがない、家の匂いも、母親の匂いもしない。チャンソンブランドは偽物…」と言われ、少なからずショックをうけたチスは、友達とプールに来ていました。
チスは水中でガンヒョクに言われた言葉と、ウンビの言動を思い考え込んでいますが、突如胸に息苦しさを感じ、水中でパニックになり、病院へ担ぎ込まれます。
その頃ウンビは、ガンヒョクに父親が残した遺書に効力があるのか確かめると言ってでかけようとしていました。
そんなウンビにガンヒョクは、ウンビが捨てた教育実習のネームプレートを渡し、自分の嫁になる方がはるかに楽しいだろうが、もう一度考え直せと言います。
ウンビは、自分を嫁と言い切り、3日も一緒にいて初夜は酒を飲んで…と含みを持たせていたガンヒョクに自分と本当に何もなかったのか…と訝り確認します。
そういうのは面倒だと言いながらも、ウンビとならどんな面倒なことでもいいとガンヒョクは熱い告白をするのでした。
父が残した遺書に契約書の効力があると聞いたウンビは、後輩のドンジュの部屋をあてにしますが、結婚を理由に断られてしまいます。
ドンジュの結婚を祝うために訪れたカラオケルームのトイレの個室で、ウンビは運命を狂わされた!とチスを激しく殴る妄想をします。
そしてその妄想はそのまま自宅のベッドで療養していたチスの悪夢となってチスを叩き起こすのでした。
チスは、あの女(ウンビ)に逢って胸の痛みをなんとかするといいますが、父のオクギョンはチスを部屋から一歩もだすなといい、抵抗するチスを部屋に連れ戻します。
ウンビはというと、契約書の事でガンヒョクと話していました。
そして店はあなたの物でも、家は私のものと主張してなんとか住む場所を確保しようとします。
ガンヒョクはウンビの事情をすべて察したうえで、一緒に住むことに同意しますが、『この店は、おまえにとって、俺に簡単に渡せるものなのか?』と尋ねます。
この店は私にとって忌々しい思いでしかないとウンビは答えます。
そんなウンビを見て家はおまえのものでいい。店は俺が売る。とだけ言うとガンヒョクは席を外します。
その後、店に立ち寄ったウンビは、ソイの言いなりになっているバウルをみつけて、自宅にあげます。
そこでバウルはウンビがバレーの選手だった頃着用していたユニフォームをみつけます。
そしてバウルはウンビには教師が似合わないと言います。
そんなバウルに『教師になって、いい人と結婚して何が悪いの?私だって、チャ・チスに頭を下げれば…』と言い返します。
しかしバウルはウンビの言葉を遮り
『ヤン・ウンビがそんな生き方をしちゃだめだ!ヤン・ウンビなら金が無くてもプライドを守って生きていかなきゃ!時々ブチ切れてかっこよく生きなくちゃ!ヤン・ウンビなら!』
と言い放ちます。
そして、『チャ・チスにへつらう教師より、ユニフォームを着てバレーをしていた時の方がかっこよかった』ソン・ユイが自分の女神ならウンビは自分の英雄だと言います。
一方チスは、会社の女子社員をたぶらかして、部屋を抜け出しウンビに会いに行きます。
仲間に高校の体育館にいると聞いたチスは、体育館に行きます。
そこでバレーボールの練習をしているウンビをみつけますが、その姿に思わず見入ってしまいます。
練習を終えたウンビは、チスを呼び止めます。
ウンビのせいで胸が苦しいというチスに『あなたを苦しめて教員の資格などなかった。身の程知らずなことをしてごめんね。もう会う事もないだろうから…』とチスの手にネームプレートを渡してと立ち去っていくのでした…
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イケメンラーメン店 第5話を見た感想
今まで、自分に夢中になる女性にしか、出会ってこなかったチャ・チスが、自分に媚びないウンビという女性に出会い、次第に気になる存在になる過程をとても軽妙にかつコミカルに描写している回だと思います。
ウンビの腕が自分の胸に詰まって苦しいとプールでパニックになってチスが溺れるシーン。
漫画チックで、実際はとてもあり得ないと思うのですが、その病名が恋煩いではなく火病って..いう表現が面白いと思いました。
また、ガンヒョクが母親の匂いがしないとチスに告げた後、チスの事をとても憐れんでいたことになにか意味があるように感じました。
チスの前から立ち去るウンビを見送るチスの表情に、今後の展開がますます気になります。
読み終わったら