前回までのあらすじ
弁護士事務所の庶務課に働くミヨン。
彼女は頼み事が断れず、どんな雑用でも引き受けてしまい、あだ名は「付箋」。
それは、すぐに使えて簡単に捨てられるということ。
一方、チャンイン化学のCEOイ・ゴンは、短命な家系のため、早い結婚と跡継ぎをいつも迫られていた。
自分の夢のために、ずっと留守だった恋人のセラがやっと帰国することになり、念願のプロポーズをする準備をしていた。
会社のくじ引きで憧れの人とマカオ旅行に胸を膨らませるミヨンとマカオのリゾートホテルで、恋人へ最高のプロポーズをしようと意気込むゴン。
そんな二人は、マカオで再度出会うこととなる。
ゴンが一人でセラに贈る言葉を話していると、そのセリフが聞こえて聴き入っていたミヨン。
人の気配に気づいたゴンから慌てて逃げるミヨン。
逃げおおせてほっと一息、息切れが止まらず、噴水の水の中にあった水のボトルをミヨンは飲んでしまった。
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運命のように君を愛してる 第2話のあらすじ
空港に着いたセラ。すると彼女の電話が鳴る。
ニューヨークからオデット役のオファーであった。
その頃、エステでくつろいでいるゴンの処へ、怪しいおかしな二人が物陰から潜んでいた。
「今度こそ、失敗は許されない!」怪しい二人が、エスティシャンに扮装して、本物と入れ替わり、一方で飲料水に大量の精力剤を入れてしまう。
ぎこちない技のせいか、ゴンは「マッサージはもう十分・・・」と言いながら、一息ついて精力剤の入った飲料水を一気に飲み干してしまう。
まもなくゴンに偽のエステティシャンと正体がバレてしまうが、大慌てで逃げていく二人。
この二人は、ゴンが強制的に買収した石鹸工場のパク社長と社員であった。
精力剤をたっぷり飲んでしまったゴンは、フラフラしながら自分の部屋に戻る。
セラを迎えに行こうと立ち上がるが、そのままベットで寝てしまう。
ゴンが寝入ると、またもや部屋にパク社長らがやってきて、ゴンを裸にして立ち去って行った。
部屋を出る際、二人の挙動不審な動きのせいか、表札番号を2009から2006に変えてしまった事に気が付かずに・・・。
しばらくして、同じように精力剤を飲んでしまったミヨンが、フラフラしながら戻ってくる。
ミヨンの部屋は、2006号室であったが、番号が変わったことに気が付くはずもなく、ゴンの眠る部屋に入ってしまった。
薬で目がうつろになったミヨンは、ベットに入り、そのまま寝てしまう。
二人はお互いの愛しい相手と勘違いしたまま、結ばれてしまったのだ。
朝になると、ミヨンをみて、激しく憤るゴン。ミヨンを詐欺師呼ばわりして攻めまくる。
ミヨンはただただオロオロするばかり。
ミヨンは本来の自分の部屋に戻ると、ミン弁護士とゴンを嵌めようとした女の刺らが、仲良くベットインしていたのであった。
ミヨンは絶望し、「なぜ?」とミン弁護士を問い詰める。
ところが逆にミン弁護士に「優しくしていたら、いい気になりやがって!身分の差がわからないのか!?」とまで言われてしまったのだ。
惨めに泣いているミヨンの前に、ゴンがミヨンの靴を戻しにやってきて、彼女をその場から連れていく。
ゴンは、ミヨンの話を聞くと逆上して、「君は付箋じゃない、今日から強力接着剤だ」と言い放って、ミヨンをある処へ連れていく。
すっかり美しくなったミヨンを連れてゴンは、カジノに向かう。
見違えるように奇麗になった二人は、ミン弁護士とあの刺客女が座るテーブルにつく。
そんな中、パク社長らは、逃げ遅れたミヨンが可哀想で、空腹にも堪えていたのだった。
カジノで見事にミン弁護士を大敗させるゴン。
大負けしたミン弁護士は、しつこく食い下がり、とうとうミヨンに土下座をして謝るのであった。
そんなミン弁護士の姿に、彼女はその場を去って行った。
「ミン弁護士がどんな人間であろうと、自分が彼を思った気持ちを汚したくない。だから、もうミン弁護士を責める気にはなれない」とミヨンは言うのだった。
いつもやられっ放しの彼女をみて、ゴンは激情して一喝する。
ゴンがカジノで持っていたチップを彼女に渡しながら、
「このチップは、君に希望とチャンスを与えてくれる。優しすぎるのはダメだ。これからは自信をもって!君は強力接着剤だ!」
その言葉に、ミヨンの笑顔が戻るのであった。
そして二人は、そこで別れた。
車に乗ったゴンは、ミヨンからもらった夢が叶う幸福のキャンディーを見つめていた。
ジンクスなど信じない質のゴンであったが、初めてミヨンと出会った時の思い出のキャンディーだったのだ。
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運命のように君を愛してる 第2話の感想
ミヨンは、本当に穏やかな人だと思いました。
相手にばかり責められても、すっと受け入れられて。
だからこそ、ゴンが助けてくれるのかもしれないと思いました。
自分を好きで誘ったわけじゃなかったマカオ旅行で、惨めにミン弁護士に貶されたミヨンの前に、格好良くゴンが登場するところは、ヒーローそのものです。
服装をきめて、カジノに出向いてミン弁弁護士に仕返しをしようとするところが、なんともゴンらしくて、とても格好良かったです。
パク社長も登場する度に笑わせてくれます。パク社長が登場するシーンが、いつも楽しみです。
読み終わったら