前回までのあらすじ
世子は、ジャジョムとの交渉に同意するハメになってしまった。
だが“三銃士”と言う女の子と出会いダルヒャンが生きている事を確信した世子。
ダルヒャンは、後金の商人の娘に助けられていた。
ダルヒャンが生きていた事により、ジャジョムとの交渉を破棄した世子。
そして、世子嬪のかんざしを持ち王宮へ戻ったダルヒャン。
かんざしのお陰で世子嬪の命は救われた。
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三銃士 第11話<復讐>のあらすじ
夜遅くに王宮に戻った、世子達を待っていたのはク内官だった。
王様の内官が世子が居るか確かめに来たため仕方なく賭場に居ると話してしまったク内官。
世子とスンポ、ミンソは王様から酷くお叱りを受けた。
そして、ダルヒャンは罰を受けながらも国の為に命を捧げたと評価を受け内禁衛(王の護衛を担当する親衛隊)とし立派な役職を貰っていた。
王宮に戻った世子がまず向かったのが世子嬪の所だった。
だが、世子嬪は世子の帰りを知らずに王妃様の命日だと寺に出発する寸前だった。
世子は世子嬪が、宴会場の入る前にダルヒャンがかんざしを届けてくれたとニコニコ話している姿をみて嫌な気持ちになった。
そして、自分が届けさせた事を話した。
世子嬪は、いつもと様子の違う世子を見てまた失言してしまったと思い世子の後を追った。
世子は、正直に嫌な気持ちになった事を話し、何故だか分からないと言い世子嬪にキスをした。
そして「私も分からないからどうしてかと聞くな」と言い去って行った。
世子の元にダルヒャンから書状が届いた。
ヒャンソンを捕らえたと言う内容だった。
ダルヒャンは、女官とパンセを使いヒャンソンに嘘を伝え「世子が会いに来る」と都の外に出していたのだった。
世子は、ヒャンソンの元へ向かった。
そして、契約書に判を押したと嘘を付きヒャンソンを安心させ都に行くと更にヒャンソンを喜ばせた。
ヒャンソンを先に行かせ着いた先は牢の中だった。
ヒャンソンは「世子様に会わせて、何かの間違いだ」とク内官に話すが、これは世子の指示だった。
それでも信じず、世子と自分は相思相愛だと言い続けたヒャンソンだった。
情緒不安定になったヒャンソンは牢の中で首を吊った。
そして、父が上京していた為に父と酒を飲んでいたダルヒャンの元にもヒャンソンの首つりが知らされた。
急ぎヒャンソンの牢へ向かったダルヒャン。
ヒャンソンの命は助かり手当中だった。
だが、その手当中にヒャンソンは医女を殺し逃げ出していた。
医女を殺しヒャンソンが向かった先は…。
その頃、世子は明日帰ってくる世子嬪の部屋に居た。
今まで自分は何をしていたのか…時間を無駄にしたと嘆いていた。
そして「出かけるから言い訳を考えろ」とク内官に言い残した。
世子はヒャンソンが脱獄した事実を知らずに外出してしまった。
ダルヒャンは、刀と弓矢を取りに父の居る場所へ戻っていた。
パンセがダルヒャンを出迎え父の様子を尋ねると「スンポ様からの酒をお飲みです。」と。
そこへ、酔ったスンポとミンソがダルヒャンに奢ってもらうとやって来た。
その時、ヒャンソンに言われた事を思い出した。
「どう生き延びたか知らないけど、私が殺してやる」と言われていた事を。
案の定、父は口から血を流し死んでいた。
その頃、世子は世子嬪の居る寺に来ていた。
世子は世子嬪の顔を見るなりキスをした。
そして「今になってやっと分かった。明日すぐに戻れ、またせるなよ。独り寝はうんざりだ。反省しいる。猛烈にな。では明日。」と言い馬に乗ろうとした世子。
持ってきていた矢が無くなっている事に気づいた時だった。
矢が世子の顔すれすれで飛んで行った。
振り返ると、胸に矢が刺さった世子嬪の姿があった。
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三銃士 第11話<復讐>を見た感想
今回の手柄により、ダルヒャンは思わぬ官職を王様から授かりダルヒャンは浮かれていました。
この話の題名が“復讐”ですから、これでは終わらないと思っていましたが…
やはり、ヒャンソンはただ牢で自分の罰を待つだけではありませんでしたね。
世子は、やっと…本当にやっと世子嬪に対する思いに気づきハッピーエンドとなるかと思いきや。
脱獄したヒャンソンによりダルヒャンの父は死に、やっと世子嬪に自分の思いを伝えた矢先に世子嬪が弓矢に刺されてしまいました。
世子嬪の容態も気になりますが、世子やダルヒャンの今後の動きもまた気になります。