会いたい第15話 前回までのあらすじ
ジョンウは、殺害されたヒョンチョルの懐から14年前の自分の家族写真を見つけました。
スヨンは、ヒョンジュンに無理やりキスをされそうになり拒むと突き飛ばされ家を飛び出し、ミョンヒの店へ行くとジョンウが一緒にいる姿を見て店を後にしました。
ジョンウは、スヨンに気づき後を追いかけ、タクシーでスヨンを家まで送り届けます。
タクシーの中で気づかれない様に泣くスヨンに、ジョンウは気づき「今度あいつに泣かされたら来るまで待たない。俺が君を迎えに行く」と言い2人は別れました。
ヒョンジュンに、これからも母やジョンウに会うべきと言うスヨンに、君がスヨンに戻れば、脚を傷つけ母を殺した奴に狙われている自分は殺されるとヒョンジュンは言いました。
サンチョルは、溺死させられ放置後ジョンウが診療所に来たタイミングで屋上から落とされたことが分かり、診療所に行くことを知っていたヒョンジュンを一瞬疑います。
ジョンウは、ヒョンジュンを誘いスヨンとの3人でお酒を飲んでいる所に、アルムから家にいるジョンウに似た叔母の写真を送ると電話が入ります。
スヨンに母親は死んだと言っていたヒョンジュンは、その写真が母だと感づき写真をスヨンに見せようとしたジョンウに杖で殴りかかり、ジョンウはスヨンを庇いながら倒れ...。
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会いたい第15話<スヨンとジョイ>のあらすじ
スヨンに母の写真を見せ、僕の脚を傷つけた奴が母を殺したと言っていたヒョンジュンは、ジョンウがスヨンに自分の叔母だと送られてきた写真を見せようとする事に焦ります。
スヨンに、写真を見せようとした瞬間に杖でジョンウの手に殴りかかりスヨンを庇いながら、ジョンウとスヨンは倒れました。
ジョンウの手から血が出ていたのを見たスヨンは、慌てて席を外しました。
ヒョンジュンは「ハン・ジョンウ初恋ごっこはやめて僕の家から出て行け」と言いながら、落ちていたジョンウの携帯を取ろうとします。
ジョンウは、自分の携帯を取ると「初恋?違う。俺が逃げたから恋をすることもできなかった。だから恋をしたくて捜してた。」と言いました。
「手遅れだ。ジョイに近づくな。」と言うヒョンジュンの胸ぐらを掴み「もっと近づいてやる」とジョンウは言いました。
2人が言い合いをしている所に、スヨンが救急箱を持ってすぐそこまで来ている事に気付いたヒョンジュンは、わざと杖を床に投げ捨てました。
杖が床に落ち胸ぐらを掴むジョンウの姿を見たスヨンは、ジョンウを止めます。
ヒョンジュンから「ジョイ、この人に帰ってもらえ」と言われ、「いいえ。イ・スヨンもジョイも両方ともイヤ」と言うと出て行きました。
必死で止めるヒョンジュンに、ジョンウは「俺が君からスヨンを奪ったのは事実だから、後ろめたかったがここまでだ。ここには帰さないから待つな」と言い出て行きます。
ジョンウは、スヨンを捜し見つけると「見つけた。」と自分のコートをスヨンにかけます。
「家に帰ろう。」と言うジョンウに、「スヨンもジョイもイヤなの。だからやめて」とコートをつき返し歩いて行きました。
ジョンウは追いかけ「俺は、何もしてない。泣かされたら迎えに行くと言ったろ。」と言うと「ハリーを1人に出来ないわ。何度も言わせないで。」とスヨンが言い返します。
ジョンウは「イ・スヨン、正直に言え。帰れない理由は?言わなきゃ解決できない。まだ俺を許せないのか?俺の前でジョンウめ思い知れとわざと泣いているのか?」
「俺が耐えきれずまた背を向けたら、やっぱりねとあざ笑いたいのか?帰れないのは、ハリーを愛しているから?違う。責任感?それなら迷うな。俺が好きだろ」と言いました。
「ハン・ジョンウ!」とスヨンは声を張り上げ、泣きながらジョンウを叩き「ひどい人..何が分かる?知りもしないくせに。あなたがいなくて死ぬほどつらかったのに..」
「あなたがいなくて..死ぬほど苦しかったのよ..どうしろっていうの?私にどうしろと?」と声をあげて泣きました。
ジョンウは「悪かったよ..ごめん..」とスヨンを抱きしめ「最低よ..どうしろと?」とスヨンは泣き続けます。
「本当に最低な男だ..悪党だよ..だから泣くな..優しくするよ..泣くな。お願いだ...スヨン...」とジョンウは言いました。
ミランの店に来たスヨンに「頑固だな。店に泊まる気か?」と言うジョンウに、スヨンは「行って。」と言います。
ジョンウは「行き場がない。」と言いますが、スヨンは店に入って行こうとし追いかけ「家に帰ろう。」とスヨンを止めました。
スヨンは「ウンジュに謝ってもないのよ。どうにかするから、帰って」と言いますが、「俺には帰る家がない。追い出されたんだ...」とジョンウが言いますが店に入って行きました。
作業部屋に入ったスヨンの後を追いかけて「メチャ寒い。」と一緒に入って来たジョンウに「出て行って」とスヨンが言いますが、ソファーに寝っころがります。
そんなジョンウにため息をつき見つめるスヨンに、「寒いな。いい加減にしろ。なぜひねくれた?」と言うとスヨンの横を微笑みながら出て行きました。
スヨンに“僕から去ったら危険だ。”とヒョンジュンからメールが届きました。
ジョンウは違う部屋のソファーで、横になるとアルムから送られてきたヒョンジュの写真を見つめ「似てるのかな..」とつぶやきました。
ジョンウは、ミョンヒに電話をかけます。
「何かあったの?」と聞くミョンヒに、「会いたくてさ。今日は何してた?」と聞きます。
「どこ?」と聞かれ、「教えない。寒い。」と言うジョンウに、「今になって心配かけないで..暖房がないなんてとんでもない。警察署だね。」とミョンヒ。
ジョンウは、わざと咳をすると布団を持って行くとミョンヒが言いました。
「署じゃない。人を見はっている」と言うジョンウに、「風が長引くタチなんだから帰っておいで」とミョンヒが言いました。
「家に?」と聞くジョンウに、ジョンウを追い出したミョンヒは何も言えなくなります。
「1人じゃ帰らないよ。スヨンを連れて行く。昔、家に帰ろうと約束した。」とジョンウ。
ミョンヒは「2人を見てると胸が痛い。14年もの時間を取り戻せるわけないだろう」と言い、そんな2人の会話を隣の部屋からウンジュは聞いていました。
ジョンウは寝ているスヨンの横にそっと近づき布団をかけ、側にあった洗濯ばさみの形をしたクリップでスヨンの前髪をとめました。
「ごめん。スヨン..たとえ死んでも二度と1人で逃げない..。29歳のイ・スヨンも俺のタイプだ。」と言いました。
そのまま寝たジョンウにスヨンが布団をかけ、絆創膏を貼りました。
朝になり店に来ていたアルムと、自分の家にジョンウは一緒に帰ると、ミランから「何しに来たの?」と言われました。
ミランと一緒にいるヒョンジュに「初めまして。ハン・ジョンウです。俺の叔母さん?」と挨拶をすると「知らなくていい。」とミランが慌て、ヒョンジュを部屋に連れて行きます。
そこへテギョンも来て「よくも抜けぬけと。出て行け」と怒鳴られ、ジョンウは「ナム理事と連絡は?失踪..」と言っているとミランの悲鳴が聞こえました。
ジョンウが部屋へ入ると、ヒョンチョルを殺害した全身黒ずくめの男が、自分で作り子供と大事に握りしめているチューブをヒョンジュと取り合っていました。
ジョンウは逃げる男と殴り合いをし、追いかけますが男は逃げて行きます。
ジョンウが、男の肩に石を投げつけ倒れた所へ、アルムが来て人質になってしまいジョンウは、拳銃を向けアルムを離す様に言うと、アルムを突き飛ばし男は逃げてしまいました。
男はヒョンジュンの所に、ヒョンジュから取り上げたチューブを届けると、ヒョンジュンから「ジョイが出て行った。連れて来い」と言われました。
スヨンが店で働いていると小包が届き、そこへ「タダでコーヒーを飲ませてくれる?」とウンジュが尋ねて来ました。
2人は作業部屋へ行くと、ウンジュから「家から街灯まで280歩だとなぜ知ってたの?」と聞かれ「以前耳にして...」とスヨンは答えました。
ウンジュは「でしょうね。スヨンでも忘れているはず。大昔だもの。」と言い、ふとスヨンの机を見るとスヨンが書いたマークを見て、スヨンがよく書いていた事を思い出します。
「スヨンじゃない?」と聞かれうなずいたスヨンに「よかった。本当にね。幸せだったらあんまりだもの。父さんはあの子を捜している最中に亡くなったの。」と言いました。
「スヨンじゃなくて本当に良かった。スヨンが不幸だったとしても気が収まらないのに、幸せに暮らしてたら憎んじゃいそう。」と言われスヨンはうつむきました。
ウンジュは「違うならいいの。もう来ないわ」と言うと出て行きました。
ジョンウは、テギョンに通報しないならもっと警備を厳重にする様に言います。
そして、サンチョルの懐にあったと家族写真を見せ「サンチョルの死に方も14年前に関連ある理由も知ってるはずだ。14年感覚してきた秘密を話して下さい」言いました。
「さっきの男は、サンチョルを殺しました。家の家族が危ない。話してくれないと捕まえられない。」と言うと「お前が?犯人に目の前で逃げられたくせに。」と言います。
ジョンウを部下に連れ出すように言うテギョンに、「奴は父さんまで殺すかもしれない。」と訴えますが「この俺を殺せる奴などいない」と怒鳴ります。
「これ見よがしにヒョンチョルを落とした奴です。侮れません。誰の仕業が教えてください。隠せば隠すほど父さんを疑うしかない」と言いひっぱたかれました。
「教えて。奴は14年前の事を暴いている。犯行は終わってない。シラは切り通せません。俺が明らかにする。」と言いました。
スヨンは、ジョンウが髪につけたクリップを見つめ、皆で洗濯ばさみを取り合った日を思い出し、ジョンウにキム刑事の事故記録を見せて欲しいと電話をしました。
ジョンウはゆっくりでいいと言いますが、「事故の事を思い出して犯人が捕まったら家に帰れそう。」と言います。
「ホントに?約束だぞ。事故記録を持って行く。トッポギと腸詰め、サイダーも」とジョンウが言うと「私の日記全部読んだのね。恥ずかしい、返して」とスヨンが言いました。
「君次第だな。じゃあ後で。」と電話を切りました。
そこへチュ刑事から、ナム理事の死体がチェギョン診療所に行く道の途中にあるスヨンダムで見つかったと連絡がありました。
ジョンウは現場に駆けつけると、ナム理事の死体は見つけられるように溺死させられトランクに入れられていました。
「ミシェル・キムの30億ウォンは消えた。」とチュ刑事が言うと「連続殺人だ。サンドゥクがここにスヨンを捨てたと..俺に見せるためここに死体を..」とジョンウが言います。
「実家に犯人が来て逃がした。もう殺させない。」とジョンウは言いました。
「掃除のおばさんは、濡れタオルと無関係だ。犯人は水を使う。濡れタオル水攻め。今度は溺死。連続殺人に見える。もっと捜そう。」とジョンウ。
ナム理事を再度調べると口の中からUSBカードを見つけました。
署に戻りUSBファイルを見ると、警察署長の名前だけでなく長官や次官などすごい人脈の名前がある裏金の帳簿でした。
ジョンウは、以前テギョンを尋ねた際にカン・サンドゥク事件の報告書を見た事を思い出します。
班長は、ジョンウの父が拘束されるかも知れないとジョンウを心配しますが、「犯人の意図が見えた。父が狙いです。俺が外れても捜査は続けて」と言いました。
そこへ署長が来て「おばさんの自供を覆させたのはお前か?」と聞きます。
ジョンウが「カン兄弟とナム理事は、同じ犯人に殺されました。連続殺人です。特捜本部の設置を」と言いました。
署長は、ジョンウはがハン会長の息子で私情が入るに決まっているからと、別のチームにサンドゥクの捜査も任せるように言いました。
ジョンウは「俺は外れます。偽装工作はやめて下さい。帳簿が証拠です。なぜハン会長にサンドゥクの捜査報告書を?14年前から情報を漏らしてたんですか?」と聞きます。
「貴様!」と怒る署長に、「ナム理事の遺体はスソンダムに。何か記憶は?14年前ダムで、もう1人死にました。その作り話を署長は黙認した。」と言いました。
「根拠のない理由で上司を非難したら、懲戒できる」と署長が怒鳴ると「そんな脅迫は俺には通じません。俺も外れるので署長も外れてください。」と言い返します。
「署長の職権でお前を罷免する。出て行け!」と言う署長に、「犬はワンワン、猫はニャー、署長はワンワン、あんたにはウンザリだ。」と警察手帳や拳銃を叩きつけました。
スヨンは、送られてきた小包を開けるとUSBが入っていました。
パソコンで見ようとすると、店から大きな音が聞こえ見に行くとマネキンが倒れています。
ジョンウが、荷物を詰めているとチュ刑事と班長が来て「何を考えてるんだ?謝って来い」と言われますが「ちゃんと先の事は考えてる。」と言いました。
「30日以内なら、復職の手続きが出来ますよね?悪人どもを捕まえたら戻ってくる」と言いますが、チュ刑事は「捕まえられなかったら?なぜ無理する?」と心配します。
「イカれてるからさ。どうせ捜査に加われないし、かえって好都合だ。復職できるかどうかは...」と言い班長とチュ刑事を見ました。
班長は「何で俺たちに収拾しろと?」と言うと「俺が抜けたから、捜査は続けられる」と言うジョンウに「お前がいなきゃ仕事が楽しくない」とチュ刑事も言いました。
「ハニーとウンジュには内緒に」と言っていると、スヨンからの着信があり電話に出ます。
「302号室のカンさんに面会するには?」と子供の声が聞こえ、医師に「302号室を見張れ。14年前の事件はお前も共犯者だと忘れるな」とテギョンの声も聞こえてきました。
ジョンウは「スヨン..」と言うと慌てて出て行きました。
スヨンは作業室に戻りUSBを再生すると「助けて下さい..イ・スヨンは殺してません..ハン・テジュンの命令です..許して下さい。」とサンチョルの怯えた声が聞こえました。
「イ・スヨンを殺したと自白しろ..逆らうと殺すと言われた..それから、14年間ハン・ジョンウを見張れ..ジョンウより先にイ・スヨンを見つけろと命令に従っただけ..」
「殺さないで..」と泣きながら助けを求めるサンチョルの声が聞こえ、スヨンは「ハン・テジュン..。ジョンウ..」とつぶやき涙を流し耳を抑えました。
スヨンは事故に遭いジョンウに電話した際に、ヒョンジュンの叔母から携帯を取り上げられ「ハン・テジュンの息子に電話してた。この子のせいで私たちまで捕まるわ」と怒鳴られた事を思い出しました。
スヨンは、何度も聞きながら事故の事やヒョンジュンが「誰か来た」と言った事を思い出しました。
ヒョンジュンの所に、ユン室長が来てスヨンがじき戻ると伝えました。
ヒョンジュンは、ユン室長の事を「ハリー。」と呼び、「これでジョイが戻らなければ殺してでも連れてこい。僕以外の人間には渡さない」と言いました。
ジョンウが何度スヨンに電話をかけても繋がらず「スヨン!」と作業部屋に入りますが、スヨンの姿はなく携帯を鳴らすと枕の下から出てきました。
ヒョンジュンの所に、スヨンが来て「誰が脚を傷つけたか知らない?」と聞くと泣きながらスヨンの脚にしがみつきました。
「ジョイ..ジョイ..」と泣くヒョンジュンに「知らないの?」とスヨンが聞くと、抱きついてきて「何も知らないよ。怖いいんだ..」と大泣きします。
そこへ「スヨン!」とジョンウが飛び込んでくると「ジョイ、戻ると思った」とヒョンジュンが言い、驚き離れようとするスヨンを更にきつく抱きしめました。
驚き2人を見るジョウンに、ヒョンジュンは微笑んで見上げました。
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会いたい第15話<スヨンとジョイ>を見た感想
スヨンは、ジョンウや母ミョンヒと再会し、ヒョンジュンの態度などで自分の気持ちをやっとジョンウにぶつける事が出来き、良かったと思ました。
ミョンヒにジョンウは、咳が出ると嘘をつき、心配するシーンは本当の親子の様な絆が見え好きなシーンです。
スヨンに送られてきたUSBによってスヨンも事実を知り、ユン室長がハリーだという事など事件の真実が少しずつ見えてきます。
ヒョンジュンが、テギョンを恨み復讐心を持つまでは理解できますが、スヨンにまで嘘をついたり、子供じみたりやり方が歪んでいてヒョンジュンの素顔が見えてきました。
ヒョンジュンの歪んだ感情で、今後事件がまだ続くのか?スヨンはどうなっていくのか?今後の事件や14年前の真実がどう明かされるのか?見どころです。