会いたい 第6話 前回までのあらすじ
家を出たジョンウは、キム刑事につれられてキム刑事が父と慕う元刑事の班長が営むビリヤード場へ行き、スヨンを探すために協力と人手を貸して欲しいと頼みました。
従業員の言葉で、スヨンの連れ去りに関わった男に接触しチョン看護士の後をつけスヨンの居場所を見つけ、スヨン達の隠れ家を覗き込んでいました。
その隙にヒョンジュンは、ブレーキがかからない様にコーラーの空き缶を詰めました。
チョン看護士は、スヨンとヒョンジュンを乗せキム刑事が追ってくる車から逃げます。
スピードを上がる中、ブレーキが効かずキム刑事はそのまま崖下に転落し亡くなります。
14年後、ジョンウは刑事になり自分とスヨンを拉致した男達を監視続けていました。
犯人の1人は、カラオケ店の社長になり1人はスヨンを殺した罪で服役しています。
そんな時、豪華な家のプールで女性が溺死し捜査に当たっていたジョンウは門の外で雨の中、スヨンと同じ様に「雨が止む..やまない。」と繰り返す女性を見かけ追いかけました。
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会いたい 第6話<名前を呼んで>のあらすじ
ジョンウは、雨の中「雨がやむ..やまない」とつぶやくジョイの姿を見て公園で自分を待ちながら「好き..好きじゃない..来る..来ない」と繰り返すスヨンの姿と重なりました。
かけ出したジョイに「待って..止まれ!」とジョンウンは、叫びますが気づかずに走って行くジョイを慌てて門を開けて「スヨン..」と言いながら追いかけ声をかけました。
手をつかまれたジョイは、ジョンウに「何ですか?」と驚きます。
後からジョンウを、追いかけてきた先輩のチュ刑事は捕まえるのかと聞きます。
何でもないと言い手を離し、車に戻るジョンウをジョイは見つめていました。
自宅に戻ったジョイは、突然来たことに不機嫌なハリーに二度とこんな風に驚かさないと約束をする様に言われます。
家の前で、刑事に捕まりそうになったとジョイが話すとハリーはその話を深く聞こうとしました。
警察に戻ったジョンウは、15歳のスヨンの写真を何枚も見て座り込みながら自分の名前を呼ぶスヨンの声を思い出し「スヨン..」とつぶやきます。
ミョンヒはお給料が入るとジョンウの為に、高級なお店でコートを買い高いとバレないようにスーパーの袋に入れて警察署にいるジョンウを訪ね市場で買ったと言って渡しました。
どうして会いたいのが分かったのかなと言うジョンウを、ミョンヒが心配していると抱きついて「ハニーが何してるかなと気になっただけだよ」と言いました。
ミョンヒから「これを着て女性を連れて来て。母親らしい事は何も出来なかったけど、ここまで育てたんだから母親面していいでしょう」と言われ、何て事言うんだと答えました。
そこへハリーから、捜査の状況を尋ねる電話がかかって来てきます。
想定外の事が起きて、家を空けるから来る時は連絡が欲しいとジョンウは言われます。
電話を切ったジョンウは、「何でこいつの事が気になるんだろう...」とつぶやきました。
ベッドで添い寝をしながら、ジョイは「子供の頃、私を置いて逃げたらこれで探そうと思っていた」とハリーのほくろをさわり言います。
ハリーは、「この足では逃げれない..君こそ追いかけれないから逃げるなよ」と言い、叔母の事をなぜ聞かないのかと聞くとジョイは、思い出したくない事ばかりだと言います。
自分には忘れたい記憶を消す技があると手を開いて閉じながら「サーァ」とジョンウがしてくれた事と同じこと自分の顔の前でしてハリーに見せ、2人は手を握って寝ました。
ジョンウが、ハリーの家の事件を調べていると横でチュ刑事は寝ていました。
そこへ掃除のおばさんが来て、よく給料がもらえると声をかけてきます。
なぜこんな朝早くから来てるのかと聞くジョンウに、昨日の事件で散らかってるからと答えるおばさんの腕を見ると包帯が取れかかっていました。
ジョンウは、包帯を巻き直してあげながらおばさんの娘ボラの話をします。
義理の息子になるんだから、他の子の所に行ったらだめだとジョンウに言います。
おばさんは、「世間は危険がいっぱいだから気を付けるんだよ。他の人に命をかけないで」と言いました。
ハリーの家を訪ねてきたナム理事(室長から理事になった)が、防犯カメラに映っていました。
ジョンウがナム理事に会うため会社を尋ねると、テジュンの真横にはユン室長という新しい側近がいて、報告をしにやって来たナム理事に冷たく接するテジュンの姿がありました。
ジョンウは、「ミシェル・キムを知っているだろう」と水死体で見つかった事をナム室長に聞くと、驚き会った事はないがミランの投資の件で電話で話をしただけと答えました。
ジョンウから写真を見せられたナム理事は、そこでミシェル・キムがチョン看護士だったと気づきこの人がミシェル・キムか確認します。
自分は会った事はないと言うナム理事は、防犯カメラに映っていた事をジョンウに聞かれミランに急いで確約を取れと言われて行ったが会えなかったと答えました。
天涯孤独と聞いていたが、葬儀はどうするのかとナム理事に聞かれ甥がいるとジョンが答えるとハリー・ボリスンがカン・ヒョンジュンだとナム理事は気づきました。
ミランの店に、ミシェル・キムの捜査でジョンウが行くと亡くなった事に驚きながら、女を追って家族を捨て出て行ったんだから家族の前に現れるなと言われます。
ハリーの家にいると、チュ刑事から電話がかかってきたジョンウは誰もいないから連絡する様に言うと、チュ刑事はお手伝いさんがいると答えそこでジョイがいる事に気づきます。
ジョイは、おばさんは心臓麻痺で亡くなったのに何で警察が来るのかとハリーに電話をかけると、会ったのかとハリーは聞かれ「誰に?何で私が?」と答えました。
ハリーの為に食事を作っている所に、ジョンウが訪ねて来ました。
ジョンウは「兄貴どこにいる?」と捜していると「ジョンウ。ハン・ジョンウ」とチュ刑事に呼ばれ、お酒を飲んだ場所が分かったと言われチュ刑事の所へ行きます。
チュ刑事がジョンウの名前を呼んだのを聞いたジョイは、振り返り「ジョンウ...ハン・ジョンウ..」とつぶやきました。
ジョイの後ろに来たジョンウは、自分の名前をつぶやいたジョイに驚き近づくと「お前は誰だ」と大声で聞きました。
ジョイは行こうとしますが腕をつかみ「お前はだれだ?もう一度俺の名前を呼んでみろ」と何度も詰め寄り、チュ刑事が止めに入った所にハリーが帰って来ました。
監視カメラに事故が起きた時、ハリーの部屋の電気がついたり消えたりし30分程誰かがいたと、チュ刑事がハリーに話している間、ジョンウはずっとジョイを見つめていました。
ハリーは、ミシェルが鍵を持っていたと答え「自分の婚約者が失礼な事をしましたか?」とジョンウに聞きますが、何も答えずただジョイを見つめるジョンウ。
それを見たハリーは「もしかして僕の婚約者に惹かれましたか?困ったな」と言うとジョイがやって来て「私も困るわ。ハリーが1番好きだから」と言い台所に戻ろうとしました。
「待ってください」とジョンウは言いますが、「なんですか?」と言うジョイの手がハリーの肩に置くのを見て、失礼だったと謝りお詫びに面白いものを見せますと言います。
自分のジャケットから、ボタンをちぎりコップの水の中に投げ入れ「雨が降る。降らない」と繰り返し言い今日は雨が降らないと言いました。
「友達が僕だけに教えてくれたもので昨日...」と言いかけた時に「もう終わりましたか?」と行こうとするジョイになぜ知っているのかと聞きました。
答えられないでいるとハリーが、以前本で読んだけど思い出せないと言うとジョイも自分も思い出せないと言いました。
お店で、班長は精神安定剤とお酒を飲んで泳ぐなんて自殺だと言うとジョンウは「お前なら自殺するのに水着を着るか?マヌケ」と飲めないお酒を飲みながら言います。
お酒を飲み続けるジョウンを、班長とチュ刑事が止めると「スヨンは死んでないのに死んだと言うし、知ってるのに知らん顔するのがもっと悪い。スヨン..」と言い倒れました。
「俺がなりたいのは...」とジョンウが言うと2人が「まともな大人」と答えました。
ジョンウが言った言葉は、生前キム刑事が言っていた言葉です。
ジョンウが、店の後に向かったのはスヨンと拉致されたあの倉庫でした。
そこで「ジョンウ。ハン・ジョンウ!」と自分の名前を呼ぶスヨンの声を思い出していました。
翌朝、自分とスヨンを拉致した男カン・サンドゥクの出所日でした。
車で待っていたジョンウの所に、チュ刑事が現れ車の鍵を外し自分とジョンウに手錠をかけているとサンドゥクが出てきました。
「全部知ってて何で?拉致しろと指示した奴、スヨンを死んだことに指示した奴をあいつに吐かせて逮捕する」とジョンウは叫びました。
チュ刑事は「逮捕する?あいつがスヨンを隠している保証があるのか?」と言うとそれじゃあどこでスヨンを探せばいいのかとジョンウが言いました。
「このままだとおかしくなる。あの女がスヨンに見える。声もスヨンの声に聞こえる。」と言うジョンウに、14年も待ってここで台無しにするつもりかとチュ刑事が言いました。
ハリーが運転する車でジョイと出かけていると、誤ってサンドゥクをはねてしまいました。
ハリーが降りて行くと、ケガはなく病院に連れて行くと言うハリーが電話をします。
その間に、サンドゥクはジョイがいる助手席に近づいてき仕草を見たジョイは自分を襲った犯人だと気づき怯えだしました。
サンドゥクに声をかけられうつむき震えている隙に、ジョイの携帯を盗みます。
ジョイの様子に気づいたハリーは、名刺を渡すとサンドゥクは行ってしまします。
ハリーが声をかけても怯え、家に帰って服のままシャワーで濡れ泣き叫ぶジョイ。
「後どれくらい待てるかな..見つけられるかな...」とつぶやくジョンウに「もちろん!」とチュ刑事が言うと「顔が思い出せない..だからもっと会いたいかも..」と言うジョンウ。
そこへサンドゥクから「また彼女が出来たのか?家に若い女いるな」と電話がかかります。
慌てたジョンウは、家から出ない様に電話をして急いでキム刑事の家に帰りました。
「イ・スヨン」と呼ばれ振り向くと、サンドゥクから棒でボコボコに殴られます。
自分はやられたらやり返す性格だと言われ殴り返そうとすると。スヨンは死んでないから俺を殺すともう探せなくなると言われ手を出せないジョンウを殴りました。
「誰かが俺に殺したことにしてと頼むから」と言うサンドゥクに、誰だとジョンウが聞くと「誰か知りたかったら謝れ」と殴られ続けます。
殴られながら、拉致された時も同じように殴られ家に帰ろうとスヨンと約束をした事、スヨンの笑顔や自分を呼ぶ声を思い出していました。
そこへウンジュが来て、つかみかかりるとサンドゥクは突き飛ばし帰って行きました。
かけよるウンジュに、「スヨンが...どこにいるか知ってるって」と言いました。
落ち着きベッドに寝るジョイに、付き添っているハリーの所にナム理事から「これまでよく隠れていたな。カン・ヒョンジュン」と電話がかかって来ました。
ハン・テジュンには、まだ言っていないとナム理事が言うと今から会おうと約束します。
ジョンウは、怪我をして寝ていました。
そこに、チュ刑事がやって来てミョンヒに自分が逮捕すると言いました。
ミョンヒは、「復讐なら私がするのに、なんであなた達が?私の言う事を聞かないからあなたが止めて。私は、スヨンに会いたくない。生きている人が生きなくちゃ」と言いました。
スヨンの所にも、サンドゥクから電話がかかってきてジョイは震えだしました。
彼氏が刑務所行になりたくないなら今から来いと言われます。
拉致された時の事を思い出し震えながら「待って下さい」とジョイは答えました。
ナム理事に会ったハリーは、ミシェルを通して自分を利用しテジュンに復讐するつもりだったんだろうと言われます。
テジュンに言わない代わりに、スヨンの価値を自分で決めるようお金を要求しました。
サンドゥクは、チャイムが鳴りのぞき穴を見るとうつむき髪の長い女性が立っていました。
「首が痛い」と言いながらドアを開け、スタンガンで意識を失います。
ジョンウは、スヨンとの思い出の公園にいました。
スヨンのノートの言葉を想います。
“今日は雨だったらいいな。あなたを想う。風が吹くあなたを想う。その風で目が染みてあなたを想う。”とスヨンの声も思い出し “外灯がチカチカするとお前を想う”とジョンウはつぶやきます。
”悪い記憶を消してくれる。あなたを想う。ジョンウ、初雪の日になにするの?“
“君に会うよ。友達はイ・スヨンしかいない”とジョンウ。
チュ刑事が、サンドゥクを尋ねドアを叩きますが応答がありません。
その頃サンドゥクは、口はふさがれ手足も縛られて浴槽の中にいました。
濡れたタオルで口をふさがれ息絶えます。
スヨンが車で帰って来て門の前で車を停めると、何かに怯えながら黒い手袋を外します。
門を開け中に入ろうとすると、車の前にジョンウが現れスヨンにイ・スヨンと別人だと分かっているけど、自分の名前を呼んで欲しいと言います。
「似てるんだ...今日まで探して終わりにします。最後だ..だから頼みを聞いて欲しい」というジョンウに、スヨンが「ハン・ジョンウ」と言うとスヨンに背を向けました。
ジョンウは、もう1度と言い「ハン・ジョンウ。」と呼ばれ目をつぶりもう1度と言います。
「ハン・ジョンウ...ハン・ジョンウ...ジョンウ」とジョイは何度も呼びました。
ジョンウには、15歳のスヨンの声に聞こえ涙を流し振り向くと「スヨン...」と言いました。
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会いたい 第6話<名前を呼んで>を見た感想
ミョンヒは、お給料が入ってすぐジョンウの為に高級なコートを買い、心配かけない様にスーパーの袋に入れ渡す姿は本当の親子のようです。
親の愛情を知らないジョンウにとって本当の母親のような存在で、娘を失ったミョンヒにとってもジョンウは本当の息子の様な存在になっている関係で良かったと思いました。
スヨンを失った2人が、ずっと支え合って生きてきたのが分かるシーンやお互いに大切に思っていて本当の親子のようなシーンは辛い話の中でほっとして好きなシーンです。
ミシェル・キムの事件によって、ミシェルがチョン看護士でハリーがヒョンジュンだと分かった事で、ジョイがスヨンだと分かりました。
スヨンはどうやって生きてきたのか?なぜスヨンとハリーが婚約したのか?自分はスヨンではないと言うのか?など謎が沢山あります。
次回からは、その謎についてやスヨンとジョンウの関係はこのままなのか?そしてサンドゥクを殺したのはスヨンなのか?など見どころが沢山あります。