高品格の片想い 第11話前回までのあらすじ
テーブルの端に置かれていたため、落ちて壊れたイリョンの携帯の音で、セフンはイリョンの元に向います。
何事もなかった事に安堵しつつ、イリョンを責めたセフンはイリョンと口論となります。
口論しながらも、セフンは自分がイリョンと何をしたいのかなんとなく答えを見つけます。
イリョンもまたセフンの事務所の売り出し中のボーイズユニットMONSTA-XのPVの撮影に好きな人の事を考えてみてとアドバイスされ、セフンの事を考えます。
そんな中、セフンに事務所のタレントのスキャンダルを暴露され、痛手を受けたチャン社長、五台山からイリョンの幼馴染をを呼びよせ、
イリョンを自分の事務所に引っ張ろうと企てます。
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高品格の片想い 第11話のあらすじ
幼馴染の男とイリョンの前で、チャン社長は、セフンの悪口をまくしたて、セフンと契約するなら、俺と契約した方がイリョンのためだと言います。
セフンの事が気に入らない幼馴染の男もイリョンに一緒に契約をしようと持ち掛けます。
イエスと答えないイリョンに、セフンとの契約を決めていると勘違いしているチャン社長は、セフンの事務所より良い条件でイリョンと契約すると、条件を並び立てます。
幼馴染の男もイケイケでチャン社長を擁護しますが、契約する気のないイリョンは首を縦に振りません。
そこへやって来たセフンは、イリョンの隣の座っていた幼馴染の男をチャン社長の隣に追いやり、イリョンの隣へ座ります。
セフンは、イリョンのマンションに誰が来たのか防犯カメラをみて調べていました。
そして、イリョンの幼馴染がチャン社長に頼まれてイリョンを尋ね、コーヒーショップへイリョンを呼び出していることを突き止めてやって来たのでした。
セフンはチャン社長をきつい目でにらみながら「俺と決闘しろと言いましたよね!」とイリョンの前で凄味ます。
チャン社長はイリョンの前で、手のひらを返したかのようにセフンに心にもない尊敬の言葉を並び立てます。
その後イリョンと車中、二人きりになったセフンは、イリョンに対しては、「自分の思考が止まってしまい自分でもわからないくらい堂々巡りになってしまう。」と。
イリョンに対する自分自身が感じている困惑の気持ちを素直に打ち明けます。
そして、決して悪いようにしないからとにかく契約してほしいと告げます。
信頼できないと契約を渋るイリョンを残してセフンは外に出ます。
後を追って車の外に出てきたイリョンに損得に惑わされずに自分の意志を貫く強さがいいと言い、契約はイリョンのためではなく、セフン自身の為にして欲しいと言います。
わけが分からず、困惑するイリョンにホ室長は自分の事を何と言っていたかと尋ねます。
イリョンは、自分の物は命がけで守ると言っていたと告げます。
すると、セフンは「おまえは俺の物だ。だから契約しろ」と返します。
イリョンは、そんなセフンに言葉通りに受け取ろうと思うが、それはセフンが自分の事を好きだからかと確認します。
イリョンの言葉にセフンの表情が変わり「またそんなことを言うのか」と言います。
そして意に反して「違う!」と答えてしまい、イリョンと「違うならいい!!」とまたも口論になります。
イリョンと別れたセフンは、精神科医のジョンヒョンを尋ねます。
そして、自分のようなイケメンで金持ちに「俺の物だ」と言われたら、天に感謝してもいいのになぜ、好きなのか尋ねる?
そんな不条理な話があるのか!とまくし立てます。
ジョンヒョンはまた、セフンのナルシストぶりが始まったと、カルテに「俺はお前が嫌い」と落書きをしながら話半分で聞いています。
そして、好きなのか聞かれて答えられないセフンの方がおかしいと言い、まさか好きを認めて振られるのが怖いのか?と尋ねます。
セフンの『空気を読め』という返事にジョンヒョンは図星だと笑いを堪えます。
そんなジョンヒョンにセフンははっきりしない話しは嫌だ。
俺の物にならないイリョンの方が損なのになんで、俺の物にならないのか理解できないとまくし立てます。
重症だ。入院させようと呟いてカルテに記入をするジョンヒョンにセフンは、イリョンの事は気にしない事にする。と宣言します。
イリョンとの口論が気になったままセフンは事務所に戻ります。
そこで、仲間達と楽しそうに談笑しているイリョンの姿を見て思わず見入ってしまいます。
その後、イリョンはMONSTA-Xとテレビを見ていてセフンが人気者の社長だと初めて知ります。
彼らにセフンが自ら五台山にスカウトに行くなんてあり得ない話だから、自信を持っていいと言われます。
それに対して、私を好きみたいなんだけど、違うっていう理由は何?と尋ね返します。
事情を知らない彼らに恋なんてしている場合じゃないけど、
誰かに口説かれたのかきかれ、あわてて違うと取り消します。
周囲から、はっきりしないのはNOという事だといわれ、イリョンはそれで納得しようとします。
セフンはイリョンが気になって仕事に身が入らなくなってきていました。
MONSTA-Xやミンジュ、他の研修生達と出かけるイリョンを社長室から複雑な思いで見送ります。
イリョンもまた、セフンの事が気になり社長室を見上げるのでした。
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高品格の片想い第11話の感想
セフンが自分の感情を素直に彼なりの手段で表現した回です。
車中で自分がイリョンに対しては思考が止まってしまって堂々巡るになると告げるシーンは、ナルシストで俺様なセフンが初めて見せた素の部分、弱い部分では無かったのかと思います。
精神科医のジョンヒョンのところで、金持ちでイケメンの自分に俺の物だと言われてどうして俺の物にならないのか!とまくし立てても、あくまでもそれは自尊心を守るための防衛本能。
イリョンにはそれが通用しない事がわかっていて、素直に「好き」を認められない自分への腹立ちであることが伝わってきます。
セフンの恋愛恐怖症とイリョンの恋愛下手坂減がラブコメとしてのストーリーをさらに面白可笑しく盛り立てています。
読み終わったら