前回のあらすじ
ミヨンと待ち合わせ場所に向かう途中で倒れたゴン。目覚めると、3ケ月間の記憶が失われていた。遺伝病の予兆を懸念したタコ博士は、余計な心配をさせないよう現状を伏せ、ゴンとよりを戻したいセラには絶好の機会であった。
ミヨンは、明るく社長秘書のふりをしてゴンと接するが、契約結婚の記事を読んでしまったゴンに、心無い事を言われてしまう。
けな気げにゴンを信じて待つミヨンとゴンとよりを戻したいセラ。
ある日、ゴンは引き出しから幸福のキャンディーを見つけると、部屋を飛び出す。
車を運転しながら、走馬灯のように今までの出来事がよみがえり、涙が止まらないゴン。
スポンサーリンク
運命のように君を愛してる 第12話のあらすじ
ミヨンの母の店の前まで来ると、姉の赤ちゃんを抱いているミヨンの姿があった。
そのままゴンはタコ博士の元へ行き、遺伝病を発症したかどうかを問うと、亡き父も同じような年ごろに症状がでたから、可能性はあると言われてしまう。
ダニエルからミヨンのお手製のゴン絵柄のカップを受け取る。
ダニエルは近いうちにフランスに経つというので、エールを送るミヨン。
今日で最後の胎児教室。生まれてくる子どもに宛ててメッセージを書きましょうという授業だった。
ミヨンは一人でぽつんと座っていたが、しばらくして高笑いするゴンがやって来くる。
両親から祝福の手紙のはずが、ゴンは自分の苦悩のせいかシリアスな言葉を綴ってしまう。
それでも嬉しいミヨンだった。
昔二人で訪れたエイの刺身のお店で食事をする二人。
懐かしそうに昔のゴンの思い出を話すミヨンに、ゴンは「その頃の俺は、君を泣かせたり傷つけたりしたことはなかった?」と聞くと、ミヨンは「一度もありません」と即答する。
ゴンは、「君は馬鹿が付くほど、お人好しだ」と言い、ミヨンはゴンに誕生日プレゼント(ゴンカップ)を渡すのであった。
記憶が戻ったことを言えないゴンは、必死に涙を堪えてミヨンと接するのであった。
会社に戻ったゴン。
タク室長はミヨンの事を気に病んでいたが、そのやりとりでゴンの記憶が戻ったことを知る。
ところが、ゴンは遺伝病が発症した事で彼女に迷惑をかけれないから、記憶が戻ったことは内緒にしておいてくれと言う。
すっかり覇気のなくなったゴンは、セラを呼び出して、別れを告げる。
セラは泣いてゴンを引き留めようとするのであった。
社長室で顧問弁護士のホン先生と話すゴン。
離婚合意書の養育権を放棄し、遺言書のようなものを作成しようとしていた。
ゴンから連絡がきて、たじろぐミヨン。
そこでケットンカップを返されて、「君の役目は今日で終わりだ。別れてくれ」というゴン。
養育費はたっぷり出すが、養育権を放棄するというゴンに、ミヨンは愕然とする。
「いつまでも守ってもらおうとせず、自分の人生は自分で開け」と厳しい事まで言うゴン。
ゴンは別れの際にまたあの言葉をミヨンに送る。
「優しすぎてはだめだ。堂々と臆さず、強力接着剤になるのだ」と。
悲しく頷いて、立ち去ろうとするミヨンだったが、ゴンとの思い出がよみがえる。
いつも自信のないミヨンを励ましてくれたゴン。
振り返って、「ゴンさん」と何度も呼ぶミヨンだが、ゴンは振り向かないようにじっと耐える。
そして、放心状態のミヨンに、車が飛び込んでしまう。
そしてケットンのカップも割れてしまう。
ケットンは天国へ行ってしまった。
ミヨンを救うために、犠牲になってしまったケットン。
悲しみのあまり、正気を失うミヨン。
「俺が死ねばよかった・・、病気の自分が・・・」と、自分を責めるゴン。
お見舞いに来てくれたダニエルは事故の不遇を慰めるが、ミヨンは毅然と「今まで私は弱くて、勇気がなくて・・・。誰かに選ばれ捨てられ人任せの人生だった。」と自分を顧みるのだった。
退院したミヨンはゴンの社長室を訪れる。
ミヨンは、勇気を出して「もう一度やり直しませんか?」とゴンに言うも、ゴンは病気の事があるので、必死の思いで突っぱねる。
ゴンの家の自分の荷物を整理して、去って行ったミヨン。
ダニエルの店に立ち寄ったミヨンは、ダニエルからパリの美術大学の資料をもらう。
ぼくも力になるからというダニエル。
ミヨンの母からお金を返されるゴン。
義兄チェが貰った大金を、自分の店をたたんで用意し、今までの非礼も一緒に詫びる母。
「二人はやるだけやった、ただ縁がなかっただけ」という母に、「最期にミヨンに会えませんか?」と頼むゴンだが、ミヨンは今日外国へ経ったと聞かされる。
急いで空港に向かうと、必死にミヨンを探すゴン。
ミヨンはダニエルと共に、すでに出国してしまっていた。
三年後 空港では、赤毛で颯爽と歩くミヨンとゴンの姿があった。
美しく様変わりしたミヨンを待っていたのは、ダニエルだった。
スポンサーリンク
運命のように君を愛してる 第12話を見た感想
記憶を取り戻るときのゴンの回想シーンや遺伝病を発症したと確信して、本当はすぐにでもミヨンを受け止めたいのを、必死に我慢して、嘘で取り繕って、素っ気なくして、涙をこらえているゴンの姿は、涙が止まりませんでした。
本当の事を言ってしまえばいいのにと何度も思いましたが、ミヨンを愛しているから、言えなかったのだったのでしょうか。
最後までゴンを信じようとしていたミヨン。
二人の別れの際に、ゴンを呼んで追いかけるシーンが、自分は付箋じゃないという第一歩だったのではないかと思いました。
結局交通事故に合ってしましましたが・・・。
空港で新たな人生を踏み出そうとしているミヨンは、心の中で「私たち、運命の出会いだったら、よかったのに・・・」呟くシーンも、涙が止まりませんでした。
読み終わったら