前回までのあらすじ
ミヨンが働く法律事務所にゴンが訪れて、久しぶりに再会をした二人。
マカオでゴンの子を妊娠してしまったミヨン。
ちょうどいいタイミングでゴンに会えたのだが、そのこと言い出せないでした。母に妊娠の事を打ち明けるために故郷の島に帰るが、そこには工場買収の件でゴンも訪れていた。
ミヨンの妊娠を知った母は、相手がゴンと知ると身内に知らせるようゴンに電話をさせて、叔母のワン会長が島へ来ることになる。
動揺する二人を、ミヨンの母は倉庫のような部屋に閉じ込めて、ゆっくり話せるように二人だけにするのであった。
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運命のように君を愛してる 第4話のあらすじ
倉庫のような部屋に閉じ込められてしまった二人。
ゴンは、ミヨンとは真逆なタイプの強烈な母に驚く。
こんな仕打ちを受けたことがないゴンは、部屋を脱出しようと必死に出口を探すゴン。
部屋の周りをあれこれ物色していると、願い事の箱と書かれたものを見つける。
慌てて隠そうとするミヨンであったが、面白そうでゴンは中を開けてしまう。
中には、〝貸したものを返してほしい″や〝お礼を言ってほしい″等、ミヨンらしい願いであった。
嫌がるミヨンに最後にもう一枚だけと願い事の紙を見ると、〝お父さんが天国で幸せになりますように″というものだった。
自分も幼い頃から両親がいないとミヨンに話すゴンであった。
空腹の二人は、部屋にある干物やワカメで飢えを凌いでいる。
ミヨンは「明日病院にいくので、心配しないでください。」と涙目でゴンに言う。
ゴンは、「責任は取れないけれど、自分も必ず一緒に行くから」と、凛々しく言って自分のジャケットをミヨンにかけてあげる。
ミヨンは、そんなゴンの優しさに触れながら「私たち、不思議な縁ですね。」と話す。
ゴンも、今までの出会いを振り返りながら、「いい出会いだったら、運命と呼ぶんだろうな」と、しんみりと話すのであった。
次の朝、ミヨンがいないことに気が付くゴン。
ミヨンはゴンに置手紙を残して一人で病院に行ってしまったのだ。
ミヨンの母や姉たちも大慌てで、船場へ向かう。
そこへ自前の船に乗ってやってきたパク社長は「俺がいなきゃだめなんだから~」と言いながら。
皆で手分けしてミヨンを探しに方々の産婦人科へ向かうことになる。
ある産婦人科病院に着いたミヨン。そこにはダニエルも来ていた。
探していた妹がこの病院にいるためであった。
ミヨンに堕胎の事を聞いたダニエルは、「後で悔やまないようによく考えて」とアドバイスするが、悲しく頷くミヨン。
せめて一緒にお祈りしてほしいとダニエルに頼むミヨン。
「これから天国へいく子どもへ 守れなくてごめんなさい。」と謝罪のお祈りするミヨン。
一人で辛い思いをしてほしくなかったゴンは、なんとかミヨンを探し出そうと必死に走る。
やっと着いた産婦人科にミヨンがいると知り、診察室へ駆け込むと、先生と赤ちゃんのエコーをみていた。
まだ0.2センチの小さな赤ちゃんであった。
赤ちゃんの心拍を聞いて、動揺するゴンであったが、とうとう中絶手術にサインするミヨンをただ見守るだけであった。
手術室へ見送るゴンだが、待合室で突然思い立って、堕胎手術を中断させてしまうゴン。
戸惑うミヨンと病院から出ると、そこにミヨンの母やパク社長らも来ていた。
そして車から叔母のワン会長も駆けてきて、ゴンの残酷な振る舞いに怒り、襲い掛かるのであった。
ゴンは、誤解を解いて、皆に子どもは産むことにすると言った。
だが、その後はどうする?結婚もしないで子育てするのか?と突っ込まれる。
島の人たちも、ゴンとミヨンが結婚すれば、石鹸工場が再会できるから、ぜひ結婚してくれ、自分たちを助けてくれと懇願する。
そんな身勝手な要求に、パク社長も皆をなだめ、ミヨンの母も、逆に娘を利用するなと怒る。
「損得勘定のできないし、人の頼みは断れない、そんなミヨンに自分の人生をかけるようなお願いを強要しないで!」と母はいう。
ゴンは悩みに悩んだ末、ミヨンとの結婚を決意する。
セラに贈るはずの指輪を握りながら、決心を決めたようにセラに電話をかける。
セラはやっとゴンの声が聞けたと喜び、これから初舞台だと言うのだ。
そんな大事な時に、これから他の人と結婚するとは、とても言えなかったのだ。
そして島の皆に祝福されて結婚式は挙げられた。
自宅に戻ったゴンは、タク室長とやけ酒をしていた。
自分の過ちで結婚してしまったと自分を嘲るようにハイテンションなゴン。
ふと、帰りの船場でパク社長からもらったプレゼントを開けてみると、〝超高速興奮剤″という粉の瓶だった。
「ん?」とゴンは思った。
もしやこれを自分が飲まされて、ミヨンと激しい夜を過ごしてしまったのではないか?
やっぱり、島の奴らとミヨンはやっぱりグルだった・・・。
そんな疑いの念がどんどん涌き、怒り狂ったゴンは、ミヨン島の島民へ復讐の念を燃やす。
自分の人生を狂わせやがって!と
それから怒りで不眠になり、すっかりやつれたゴンは精神科医にいた。
ミヨンに対して憎しみに溢れ、ミヨンの事をカタツムリ女と呼ぶのであった。
「カタツムリは、間抜けな顔をしているが、その強力な吸引と地道な動きで最後に勝利するのだ。そんな質の悪い女と結婚したからもう笑うしかない」と狂ったように大笑いするすごい形相のゴンであった。
しばらくしてタク室長がミヨンを迎えていって、荷物を持ったミヨンはゴンの家に到着するのであった。
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運命のように君を愛してる 第4話の感想
ミヨンが妊娠しても、堕胎手術は一緒に行こうとそこは逃げなかったり、思い立って手術を止めに可憐なジャンプや滑りで手術室に向かうゴン。
何度も殴打しながら駆け出すゴンが、かっこいいやら面白いやらでした。
ミヨンの母はなんて強引で荒っぽいのだろうと思っていましたが、だれよりも一番ミヨンの事を考えていると思いました。
ミヨンの母がいなかったら、たぶんミヨンは泣き寝入りして一人で病院に行っていたと思うからです。
読み終わったら